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F1には大きな責任がある……ウイリアムズ副代表、新型コロナウイルスへの対策に言及

ウイリアムズの副代表であるクレア・ウイリアムズは、新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大している現状において、レース開催のために数千人の人々が移動することになるF1には、「信じられないほどの責任」があるに違いないと考えている。

Nicholas Latifi, Williams FW43

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、F1序盤3レースの開催が不安視されている。そんな中、ウイリアムズのチーム副代表であるクレア・ウイリアムズは、スタッフとファンの動きについて、慎重に考える必要があると主張する。

 ウイリアムズ副代表は、イギリスのロンドンで行なわれたチームのタイトルスポンサーであるROKiTのイベントに出席。現在の状況は、関係者全員にとって非常に難しいモノだと語った。

「非常に深刻な状況だと思います」

 ウイリアムズ副代表はそう語った。

「F1は何千人もの人が旅をする、グローバルスポーツです。それには、(それを観戦するために)旅するファンの数を計上していません。つまりあまりにも多くの移動があるため、我々には計り知れない責任があり、状況にも敏感に反応せねばなりません」

「しかし、現時点でそれは流動的です。F1も含めて、関連当局と明確に連絡を取り合っており、今後はその助言に従うつもりです。しかし状況は文字通り、刻一刻と変化しています」

「レースに参加する人の数を考えた場合、それを管理するのは非常に難しい作業になります。加えて、航空機や海上輸送で運ぶ機材、そしてそれにかかる全ての費用を考えればなおさらです」

「最終的にはレースに行きたいと思っています。しかしそれに伴い、我々のスタッフの身の安全を確保する必要もあります。そのためにも、各所からの助言を受け続けていくつもりです」

 元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、新型コロナウイルスの感染拡大は、誰にとっても心配の種であると語る。

「誰にとっても恐ろしい時期だろうと思う」

 現在はフォーミュラEに参戦しているマッサはそう語った。

「もう少し情報が必要だ。ウイルスの感染は拡大している。でも、それはどれほど深刻なことなのか……正しい情報がまだまだ不足している」

「すでに多くのイベントがキャンセルされた。感染がさらに拡大し続けるなら、多分他の多くのイベントもキャンセルされることになるだろう。だから、状況を注視する必要がある」

 F1の序盤3レースの状況については、現状では何の変更もない。しかしベトナムのレースについては、新たな疑問が浮上している。ベトナム政府は、イタリアから到着する人々に対し、入国時に14日間の検疫措置を受けるよう指示しているのだ。これはつまり、フェラーリやアルファタウリ、そしてピレリのスタッフは、バーレーンGP後に本拠地に戻れば、ベトナムGPの開催に間に合わない可能性があるということを意味している。

 カタールもベトナムと同様に、イタリアからの旅行者に14日間の検疫措置を強いることを決めたため、MotoGP最高峰クラスは、開幕戦の開催をキャンセルすることになった。なお軽量クラスであるMoto2とMoto3は、予定通り開催されることになっている。

 

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