F1

F1オーナー、レッドブル&フェルスタッペンによる支配を「挑戦」と認める。しかしシリーズへの関心は“うなぎのぼり”?

リバティメディアのグレッグ・マフェイCEOは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがF1を支配している現状は、観客の増加とファンの関心を維持しようとするシリーズにとっての「挑戦」であると認めている。

Adam Cooper

Adam Cooper

編集: 2023/09/14 13:23

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Max Verstappen, Red Bull Racing RB19

 モンツァで行なわれたF1イタリアGPで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはグランプリ10連勝という新記録を樹立。チームメイトのセルジオ・ペレスと併せて、チームは開幕から全戦全勝を挙げ、他を圧倒している。

 こうした状況について、F1のオーナー企業であるリバティメディアのグレッグ・マフェイCEOは「挑戦」だと考える一方で、フェルスタッペンが築いている歴史的な記録自体が注目に値すると語っている。

「中団争いは非常に興味深く、統計的にはこれまで以上にオーバーテイクが起きているということを示すことができている」

 投資会社ゴールドマンサックス主催のイベントでマフェイCEOはそう語った。

「マックス・フェルスタッペンが信じられないような、あるいは記録的な1年を過ごしていることはチャレンジだ」

「(F1のCEOである)ステファノ・ドメニカリは『この歴史的なイベントを見に来てくれ。こんな成功は見たことがないだろうし、見逃したくはないだろう』と言っている。それが上手くいくかどうか見てみよう」

 またマフェイは、1994年にフィギュアスケート界を揺るがせたスキャンダルをジョークとして挙げた。2017年にマーゴット・ロビー主演で『I, Tonya』として映画化されたこの事件は、トーニャ・ハーディングがライバルの全米選手権及びオリンピックのチャンスを潰すことを意図して暴行事件を引き起こしたというモノだった。

「実際は、マックスがあれほど速いという事実以外に、我々は非常に魅力的かつ競争力のあるプロダクトを手にしている」とマフェイCEOは言う。

「トーニャ・ハーディングのように、彼の足を折らなければ、どうすることもできないだろうね!」

Max Verstappen, Red Bull Racing RB19

Max Verstappen, Red Bull Racing RB19

Photo by: Erik Junius

「彼は天才だよ。最速と思えるマシンに乗り、とても良い走りをする。彼が取っている走行ラインを見れば、そのラインがいかにアグレッシブなのかが分かるだろう。本当に見事だ。統計的に見ても、彼が誰よりも速い理由が分かるはずだ」

 またマフェイCEOは、TV視聴率だけがF1への関心を測る指標ではないと認めた。

「F1への関心を測るためには、全体的な関心を見てみる必要があると思う」とマフェイCEOは言う。

「視聴率は少し難しいところがある」

「我々は今年、多くの成功を収めた。ここアメリカでは視聴率上位4レースのうち3レースが今年のレースだったし、平均視聴率も前年を上回っている」

「しかしそれにも関わらず昨年はマイアミが単独で、今年は(NBAの)プレーオフでマイアミ・ヒートの試合があったように特定の状況が起こりうる。そうした特殊な状況がレースの視聴率を左右することもある」

「リニアTV(番組表通りに放送される従来型のTV)だけでなく、InstagramやYouTubeの再生回数、TikTokの再生回数などの伸びを総合的に判断すると、このスポーツへの関心は2桁を超えて飛躍的に高まっている。我々への需要は非常に高いと確信しているよ」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 オーバーテイクの難易度は元に戻った? F1ドライバー、現行マシンの追従性は旧規則「2020〜2021年並み」

次の記事 アルボンのイタリアGP7位をチーム代表べた褒め「前回7位のカナダより、モンツァは難しいから」

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from

マックス フェルスタッペン



”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 日前

”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」



モナコGPのスプリント開催、フェルスタッペンは無の境地? 「どこだろうと気にしていない」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

2 日前

モナコGPのスプリント開催、フェルスタッペンは無の境地? 「どこだろうと気にしていない」



レッドブルのマシン劣化問題に解決の糸口「改善できる領域を具体的に特定できるようになってきた」しかし来季の完全解決はない?

F1

F1

アゼルバイジャンGP

3 日前

レッドブルのマシン劣化問題に解決の糸口「改善できる領域を具体的に特定できるようになってきた」しかし来季の完全解決はない?

More from

レッドブル



負傷についてついに口を開いたハジャー「次ボクシングするなら、もうちょっと頭を使って戦いたい!」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

2 日前

負傷についてついに口を開いたハジャー「次ボクシングするなら、もうちょっと頭を使って戦いたい!」



復帰戦でいきなり3位のハジャーを、レッドブルも称賛。“激情型”から卒業して精神的にも成熟?「さまざまな面で成長している」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

3 日前

復帰戦でいきなり3位のハジャーを、レッドブルも称賛。“激情型”から卒業して精神的にも成熟?「さまざまな面で成長している」



アイザック・ハジャー、復帰戦で3位獲得「初めての自分のペースで表彰台。超嬉しい」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

3 日前

アイザック・ハジャー、復帰戦で3位獲得「初めての自分のペースで表彰台。超嬉しい」

最新ニュース



Moto3日本GP FP1|山中琉聖、FP1で最速タイム! 母国戦を最高の形でスタート 

Moto3

MOT3 Moto3

日本

23 分前

Moto3日本GP FP1|山中琉聖、FP1で最速タイム! 母国戦を最高の形でスタート 



マルティン獲得、その理由。立て直し中のヤマハ「我々を必要としていると感じさせてくれた」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストリアGP

1 時間前

マルティン獲得、その理由。立て直し中のヤマハ「我々を必要としていると感じさせてくれた」



バクーで“ヒヤリ”。F1マシンの速度差問題は改善傾向も、未だ危険だとペレス「近いうちに何か良くないことが起きるのではないか」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

バクーで“ヒヤリ”。F1マシンの速度差問題は改善傾向も、未だ危険だとペレス「近いうちに何か良くないことが起きるのではないか」



トヨタ、ハース離脱のエステバン・オコンのWEC起用を否定「現ラインアップの調和を損ないたくない」

WEC

WEC WEC

Fuji

13 時間前

トヨタ、ハース離脱のエステバン・オコンのWEC起用を否定「現ラインアップの調和を損ないたくない」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録