ウェットレースでフェルスタッペンが影をも踏ませぬ独走優勝。角田裕毅は16位|F1オーストリアGPスプリント
F1オーストリアGPのスプリントが行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。角田裕毅(アルファタウリ)は16位フィニッシュとなった。
F1第10戦オーストリアGPのスプリントが行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝した。
オーストリアのレッドブルリンクで開催されているオーストリアGP。スプリントフォーマットでの開催となっており、グランプリ2日目にはスプリント用の予選”スプリント・シュートアウト”、レース距離約100kmの”F1スプリント”が行なわれた。
グランプリ初日は晴れ間も覗いたものの、2日目は雨混じりの天候。スプリントを前に雨は小康状態となったものの、ウェットコンディションでスタートの時間を迎えた。
ほとんどがインターミディエイトタイヤを装着していたものの、後方19番手のバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)はギャンブル狙いでミディアムタイヤを履いた。しかしコース上の雨量は多く、結局ボッタスはスタート直前にピットに飛び込み、インターミディエイトタイヤに交換せざるを得なかった。
全24周で争われるスプリントの幕が上がると、2番手スタートのセルジオ・ペレスがうまく加速しターン1で首位に立つ。しかしポールスタートのフェルスタッペンが負けじと追いすがり、ターン3で首位を奪還。レッドブルの2台がもみ合うように接近戦を繰り広げる中、4番手スタートのニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が老獪な走りで2番手にポジションを上げた。
トップ3の後ろにはカルロス・サインツJr.(フェラーリ)、ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソ(共にアストンマーチン)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。
ランド・ノリス(マクラーレン)は3番手スタートだったものの、レッドブル2台の首位争いの煽りを食らい失速、オープニングラップで10番手まで後退してしまった。
2番手走行中のヒュルケンベルグは1周1秒近く速いペースで走るフェルスタッペンにはついて行けなかったものの、レース序盤は周回によっては3番手ペレスよりも速いラップタイムで周回した。
しかし8周目になるとヒュルケンベルグにペレスが接近。路面が徐々に乾いていく中で、レースペースが落ちてきたヒュルケンベルグは必死の抵抗を見せるも、12周目のターン6でペレスにオーバーテイクを許すと、翌周のターン4ではサインツJr.に交わされ4番手に後退した。
15周目の終わりには、後方からの追い上げとなっていたメルセデスのジョージ・ラッセルが動く。真っ先にピットインしてソフトタイヤに履き替え、最後尾から一気に追い上げることを選択した。
ラッセルが数周で上位勢と同等以上のラップタイムを記録するようになると、その動きに続いてヒュルケンベルグを含め中団グループ以降のドライバーが続々とピットイン。一方で、逃げ切れると判断した上位勢はインターミディエイトタイヤのまま走行を続けるなど、判断が分かれた。
フェルスタッペンはインターミディエイトタイヤでもペースを落とすこと無く周回を重ねてトップチェッカー。24周のレースながらも、2位ペレスに21秒ものギャップを築いてみせた。
3位にはサインツJr.。4位には僚友アロンソを抑えきったストロールが入った。
ヒュルケンベルグはインターミディエイトでズルズルと順位を落としていたものの、ミディアムタイヤへの交換が功を奏して6位チェッカー。ファステストラップも記録した。
オコンはタイヤを変えずに7位。真っ先にタイヤを替えたラッセルが最終ストレートで並びかけたものの、0.009秒差でしのぎ切った。
スプリントは8位までにポイントが付与されるため、ラッセルが最後の1ポイントを掴んだ。
角田裕毅(アルファタウリ)は13番手スタートからの16位フィニッシュ。中団グループ以降のドライバーがスリックタイヤへ履き替える中で判断が遅れたことで、ポジションを落とした。
| 順位 | ドライバー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | |
24 | - | 8 | |||
| 2 | |
24 | 21.048 | 21.048 | 21.048 | 7 | |
| 3 | |
24 | 23.088 | 23.088 | 2.040 | 6 | |
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