ここでF1を開催する日がやってくる……? 大阪・関西万博に向けて工事進む夢洲に行ってきた
大阪・関西万博の跡地にサーキットの建設計画が浮上していることが明らかになり、注目を集める昨今。万博に向けて工事が進む夢洲駅を視察した。
写真:: Motorsport.com / Japan
昨年大きな話題となった、大阪でのF1誘致計画。現在は、F1のみならず様々なモータースポーツイベントを開催することで「大阪にモータースポーツの聖地を作る」という方向で計画が進んでいるようだが、その拠点になる可能性があるとして名前が挙がっているのが、大阪の人工島・夢洲だ。
夢洲では今年4月から大阪・関西万博が開催される。開催後はその跡地をカジノなどの統合リゾート(IR)に活用する予定となっているが、民間からサーキットの開発計画も提案されており、これが大阪府と大阪市によってマスタープラン策定に向けた優秀提案に選出されている。これは大阪のモータースポーツ招致計画とも、当然無関係ではないはずだ。
夢洲第2期区域マスタープランの策定に向けた民間提案募集における優秀提案 概要
写真: Osaka prefecture
そんな夢洲のすぐそばにある大阪南港・咲洲エリアにあるインテックス大阪では先日、大阪オートメッセが開催されていた。同イベントを取材するべく大阪に乗り込んだわけだが、「せっかくなら」と、インテックス大阪が近いコスモスクエア駅から一駅先にある夢洲駅に足を運び、日本モータースポーツの新たな聖地になり得る場所をこの目で見届けてきた。
夢洲駅は、大阪メトロ中央線の新駅として1月19日に開業したばかり。かつての大阪オリンピック構想は実現しなかったことで一度は頓挫した延伸計画だが、その後IRと万博の誘致が本格化、そして万博の2025年開催が決定したことを受け、コスモスクエア〜夢洲間が今年になって開通した。
大阪メトロを使えば、30分ほどで繁華街に繰り出せる
写真: Motorsport.com Japan
各所からのアクセスも非常に良い。例えば遠方から新幹線で新大阪に降り立った場合、大阪メトロ御堂筋線と中央線を乗り継いで(本町で乗り換え)40分ほどで夢洲に辿り着く。レースを観戦後、繁華街に繰り出したりホテルに戻る場合でも、なんば、心斎橋といった道頓堀エリアであれば概ね30分前後で移動することができる。
駅構内はさすが新駅なだけあってピカピカ。どこか近代的な雰囲気も感じられる。エスカレーターをのぼって広々としたコンコースに出ると、巨大なデジタルサイネージがお出迎え。もしここでレースが開催されるとなれば、文字通り駅がレース一色になることであろう。
写真: Motorsport.com Japan
その時流れていたのは、現在開発が進む森ノ宮駅の近くにできたばかりの『e METRO MOBILITY TOWN』の広告。そこではEVカートも楽しむことができるとのことで、レースを観戦した後は昂った気持ちをカートで発散するのもアリだなと、こちらも妄想が膨らむ。
開けた景色の中にズラリと並ぶ改札機は圧巻。最近導入されたばかりのクレジットカード等でのタッチ決済機能や、「実証実験中」と書かれた顔認証改札機まで。様々な人たちをスムーズに受け入れるための準備がなされている。
改札を抜け地上へと出ると、一面に広がる万博のワクワク感……とはいかず。まだまだ工事中のため、立ち入れるエリアもかなり限られていたので、フェンス越しに遠目からわずかに見えるパビリオンなどの建造物を眺めるほかなかった。
遠巻きに撮影できる中で唯一、“画になりそう”なものと言えたのが、この東ゲート。夢洲駅付近は工事関係者と思しきヘルメットを被った人たちの往来が基本的には多かったのだが、一般客らしき人たちの姿も散見され、彼らの多くがこの東ゲートにスマートフォンや一眼レフのレンズを向けていた。
工事が進む夢洲
写真: Motorsport.com Japan
いつかここでレースを見られるなら……えも言われぬ高揚感を胸に再び改札を通る。そんな自分と逆行するように雪崩れ込んでくるレースファンの群れを妄想しながら、大阪の街へと向かうのであった。
【ギャラリー】跡地にサーキットができる? 万博準備が進む夢洲
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