F1
F1の強硬姿勢に待った。ハース代表、”非現実的な”レース週末のフォーマットを「強引に全てを変えるのは違う」
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、F1がレース週末を盛り上げるがために「あまりにも非現実的な」フォーマット変更を行なわないよう警告している。

Filip Cleeren
編集: 2023/04/23 8:45
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1がレース週末を盛り上げるためにフォーマット変更を検討している中、ハースF1でチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、「あまりにも強引な」変更は控えるよう警告している。
F1の商業権を司るFOMは長い間、エンターテインメント性を高めるためにフォーマットの微調整を検討してきており、グランプリでの標準的な3度のフリー走行セッションを減らし、その代わりに金曜日からワクワクするセッションを導入しようと動いている。
シュタイナーは、スプリントレース形式のレース週末において、基本的にセッティング変更ができないパルクフェルメ下で行なわれるフリー走行2回目の代わりに、予選セッションを追加するというアイデアを支持するひとり。ただ、強引な変更には慎重で、フリー走行の結果にポイント加算を行なうことなどといったアイデアは良しとしていない。
関連ニュース:
「競争か練習か、そのどちらかだと私は思う」とシュタイナーは言う。
「フリー走行で勝った人が優勝という訳にはいかない。そのためには、レースの場を作る必要がある。もし(フリー走行の)最後に何かもらえるなら、誰もがそれをめがけてバトルをする。そうなると、レースやみんながどうするかという点で、軸となる部分がズレてくる」
「今、我々はあまりに強引なやり方で、全てを変えてしまうことがないよう気をつける必要がある。少しずつ変えていこう。常に何かを試し、それが上手くいなかければ、頑固になってそれに固執するのではなく、違うことをする。トライすることを恐れてはいけない。それが、私のモットーだ」
「スプリント形式の週末を開催するに至ったプロセスもそうだ。最初は多くの人が反対していたけど、今ではみんな、このスプリントの週末に満足している」
「通常のレース週末は、当分このままでいいと思う」
George Russell, Mercedes-AMG
Photo by: Steve Etherington / Motorsport Images
関連ニュース:
メルセデスのF1ドライバーであり、グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)の理事も務めるジョージ・ラッセルは、公式テスト以外でのマシンテストが厳しく制限されている現在では、フリー走行の順位を気にすることなく、新しいパーツを試すことができるようにする必要があると指摘している。
「フリー走行はマシンを調整するためのセッションで、今後に向けてテストを行なう場であるべきだと思う」とラッセルは言う。
「僕らには知っての通り、テストがまったくない。1セッションで充分だと思うし、色々と試して発展させていくのに役立つと思う」
「F1はまだこのスポーツの頂点だ。年の始めにできたマシンに新しいことを試す機会もなく、そのままになるのは嫌だ」
「これはある種の美点だ。60分のセッションで新しいことを試して、発展させてさらに改善していくことができるんだ。一方で、ポイント獲得やリワード付きのセッションに直行すると、新しいことを試す可能性は低くなる」
Additional reporting by Alex Kalinauckas
関連ニュース:
- F1スプリントレースの”独立化”をドライバーも歓迎「少しリスクを冒せるかも」「正しい方向性」「FP2は意味なかったよね」
- スプリントはF1のDNAにない! フェルスタッペン、未だ支持せず「F1は予選で最大限の力を発揮し、長いレースを走るモノ」
- アゼルバイジャンGPでのスプリントは「ありえない!」F1チーム代表陣、リスク大の”超高速市街地戦”での実施に及び腰
- DRSに頼りすぎ? F1重鎮ロス・ブラウン「形式的なオーバーテイクばかりの現状は、ファンも我々も好まない」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 メルセデスF1、黄金時代のマシン開発率いたアリソンが現場復帰。”ポジションスワップ”で適材適所を実現
次の記事 マクラーレン、ドライバー育成の体制一新。ル・マンで活躍した元F1ドライバーのエマニュエル・ピロが責任者に

More from
Filip Cleeren

なんでそんなに新パーツを作れるのか……フェラーリの積極アップデートにマクラーレン感銘「それを実現できた理由を、理解しなければいけないな」
F1
F1
オランダGP
2 日前
なんでそんなに新パーツを作れるのか……フェラーリの積極アップデートにマクラーレン感銘「それを実現できた理由を、理解しなければいけないな」

”3連覇”狙うマクラーレン、今シーズン後半も積極的マシン開発宣言「今年学んだモノは、絶対に来年にも活きるんだ」
F1
F1
2 日前
”3連覇”狙うマクラーレン、今シーズン後半も積極的マシン開発宣言「今年学んだモノは、絶対に来年にも活きるんだ」

マクラーレン、回転リヤウイングのアイデア乗り遅れに「失望」あったと認める。夏休み明けにようやく実践投入へ
F1
F1
ハンガリーGP
3 日前
マクラーレン、回転リヤウイングのアイデア乗り遅れに「失望」あったと認める。夏休み明けにようやく実践投入へ
最新ニュース

海外F1記者の視点|デカいエンジン音は正義なのか!? V8回帰に向かおうとするF1……その是非を考える
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 53 分前
ベルギーGP
海外F1記者の視点|デカいエンジン音は正義なのか!? V8回帰に向かおうとするF1……その是非を考える

キャデラック、フェラーリ有望株カマラ加入の噂は“根拠なし”と語る。一方で来季ドライバー変更に含み「F1では何が起こるか分からない」
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 1 時間前
オランダGP
キャデラック、フェラーリ有望株カマラ加入の噂は“根拠なし”と語る。一方で来季ドライバー変更に含み「F1では何が起こるか分からない」

その価格6億5000万円!? ランス・ストロール、アストンマーティンの超高級スーパーカーでモナコをドライブ
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 1 時間前
オランダGP
その価格6億5000万円!? ランス・ストロール、アストンマーティンの超高級スーパーカーでモナコをドライブ

ザルコ、負傷後初のバイクトレーニングは「とても心地よい瞬間だった」目標は9月復帰
機能
MotoGP
ライブテキスト
評価
機能
MotoGP 4 時間前
ザルコ、負傷後初のバイクトレーニングは「とても心地よい瞬間だった」目標は9月復帰
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録