セッテ・カマラ、SF電撃参戦! フィッティパルディに代わりB-Maxに加入
レッドブル・ホンダのリザーブドライバーであるセルジオ・セッテ・カマラは、ピエトロ・フィッティパルディに代わってB-Max Racing with motoparkからスーパーフォーミュラに参戦することとなった。
昨年までFIA F2で活躍し、今季はレッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーを務めることとなっているセルジオ・セッテ・カマラ。彼は2020年のスーパーフォーミュラにB-Max Racing with motoparkから参戦することが明らかとなった。
B-Max Racing with motoparkは当初、ピエトロ・フィッティパルディとシャルル・ミレッシのコンビで2020年シーズンを戦うと発表していたが、フィッティパルディがシートを失うこととなり、そこにセッテ・カマラが収まった形だ。モトパークはこの件について、“スポンサー関係の問題によるレースシートのシャッフル”と説明している。
セッテ・カマラにとって、これが初のスーパーフォーミュラ参戦であると同時に、日本のレースカテゴリーに参戦するのも初めてだ。しかしながら彼はユーロF3時代の2015年と2016年にモトパークからエントリーしており、彼らと仕事をした経験がある。
そんなセッテ・カマラは今季インディカーに参戦し、元F1ドライバーのフェリペ・ナッセとシートをシェアするものと噂されていた。しかしセッテ・カマラのSF参戦が発表されたことにより、その可能性も低くなった。
「これが僕のキャリアにとって最善の選択であると自信を持って言える」
そうセッテ・カマラは語った。
「スーパーフォーミュラはF1を除けば世界で最も速いレーシングカーだ。そしてそこに参戦しているチームのレベルも高い」
「この機会を与えてくれたB-Max Racing with motoparkに感謝したい。僕は彼ら(モトパーク)と仕事をした経験があるけど、このシリーズでも素晴らしい成果を残せると思っている」
また、モトパークのティモ・ルンプカイ代表は次のようにコメントした。
「セルジオをチームに迎えられることを嬉しく思う」
「彼について紹介する必要はないだろう。彼は世界で最もエキサイティングな才能を持つひとりであり、そのような質の高いドライバーと仕事ができるのは素晴らしいことだ」
「セルジオとモトパークの間には歴史がある。彼は2015年と2016年のユーロF3、そして2017年のマカオGPで我々と仕事をしたので、我々としては彼が我が家に帰ってきたような感覚だ」
「我々はお互いをよく知っているので、最初から高いレベルが仕事ができる。それは明らかにアドバンテージとなるだろう」
モトパークは昨年、B-Max Racingとコラボレーションする形でスーパーフォーミュラに参入。ドライバーのルーカス・アウアーとハリソン・ニューウェイは共に表彰台を獲得するなど、チームとしてのポテンシャルの高さを見せた。セッテ・カマラとミレッシの今季の活躍にも注目だ。
なお、2020年のスーパーフォーミュラは、新型コロナウイルスの影響により開幕戦鈴鹿と第2戦富士の延期が決定している。
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