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ユニシアジェックスシルビア以来、実に21年ぶりのコンビ復活! 柳田真孝&井出有治組がGT300で旋風巻き起こすか

BUSOU Drago CORSEでスーパーGTを戦う柳田真孝と井出有治。21年ぶりのコンビ復活となるが、来たるシーズンに向けて意気込みを語ってくれた。

Masataka Yanagida, Yuji Ide, #34 BUSOU raffinee GT-R

写真:: Masahide Kamio

 昨年までホンダNSXで参戦していた道上龍率いるドラゴコルセが、今季はBUSOUとジョイント。BUSOU Drago CORSEとしてBUSOU raffinee GT-RでGT300クラスに参戦することとなった。ホンダ一筋であった道上が日産と組むのはこれが初めてで、しかもドライバーとしてではなく監督としての参戦となり、この発表に驚いたファンも多かったことだろう。

 さらにドライバーは2001年以来のコンビとなる42歳の柳田真孝と47歳の井出有治というベテラン。BUSOUは元IMPULのマネージャーだった金子哲也氏が興したエアロパーツのメーカーで、今年1月の東京オートサロンでのセントラル20とのジョイントについてのトークショーで、サプライズとしてGT300への参戦発表を行なっていたが、詳しいチーム体制については語られていなかった。

 柳田が日産車をフルシーズンでドライブするのは2016年のGT500以来6年ぶりで、井出がスーパーGTに出場するのは、2018年のベントレー以来4年ぶりとなる。柳田と井出が同じチームで組むのは2001年ハセミモータースポーツのユニシアジェックスシルビア以来で、実に21年ぶりのことだ。

 まずは柳田に話を聞くと、「GT参戦の話が来たのは去年の12月だったと思います。井出さんと組むのは21年ぶりで本当に久しぶりという感じがします」と一言。ここで井出が「ここに長谷見(昌弘)さんがいれば完璧でしたね」と笑わせた。

 柳田も「この間長谷見さんとお会いした時に『また一緒に組むらしいな。俺必要か?』と言われました」と笑い、さらに続けた。

#34 BUSOU raffinee GT-R

#34 BUSOU raffinee GT-R

Photo by: Masahide Kamio

「GT-RのGT3仕様は開発を担当した車両です。でもそれは開発だけでこのGT-Rでレースをしたことがないんです。ですからレースで戦うことに関しては手探り状態で、試行錯誤を繰り返しています。ただチームのみんなは準備がしっかりできていて、またこれまでもGTに参戦して来たチームなので、順調にやれてきているという感じです。クルマもトラブルなく走れていますから」

 昨年はスーパー耐久にマクラーレンで出場していた井出も「久しぶりのGTですが、全く違和感なく走れていますし、スピード的にも特に問題はありません」として、さらにこう続けた。

Masataka Yanagida, Yuji Ide, #34 BUSOU raffinee GT-R

Masataka Yanagida, Yuji Ide, #34 BUSOU raffinee GT-R

Photo by: Masahide Kamio

「岡山と富士のテストではGT-Rのマイレージを増やして、このキャラクターをもっとつかんで少しずつ調子を上げていければいいと思って走り込みました。目標はもちろんチャンピオン獲得ですが、スーパーGTは初年度の開幕戦からポール・トゥ・ウィンできるような甘いレースではありません。ただ非常に良い体制だし勝てるチームだと思います。開幕戦からセッティングを含めて合わせ込む時間も必要なのかなと。みんな実力あるので、自分はその中のひとつの駒としてきちんと仕事をしていけたらいいと思っています」

 さらに柳田も、シーズンの展望を次のように語った。

「井出さんを含めていい体制だと思うし、井出さんも時間が少ない中普通に走れて戦力になっているし、ふたりで力を合わせて戦いたいと思います。チームは参戦車両が変わってこれまでのデータが使えないなど大変だと思いますが、徐々に戦闘力を高めていきたいですね。最初はBoP(性能調整)もきついでしょうが、良い結果を残して後半からしっかり前の方を走れるようにしたいです」

 なお使用するタイヤは、GT-R勢ではゲイナーと同じダンロップ。富士の合同テストではセッションによっては5番手のタイムをマークするなど順調に仕上がっている様子だった。参戦車両のGT-Rは2019年にKONDO RACINGがニュルブルクリンク24時間で使用した車両をベースにしているという。開幕戦で鮮やかな赤のカラーリングを披露する。

 
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