FP1で20番手に沈んだ角田裕毅、電気系のトラブル発生。トスト代表「FP2までにそれを解決したい」
F1第2戦エミリア・ロマーニャGPのFP1で20番手に沈んだアルファタウリ・ホンダの角田裕毅。フランツ・トスト代表によると、電気系のトラブルが発生していたようだ。

イモラ・サーキットで開催されているF1第2戦エミリア・ロマーニャGP。そのフリー走行1回目、アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが5番手に入るなど、速さを見せた。
一方、チームメイトの角田裕毅は20番手と不完全燃焼のセッションとなってしまった。角田はセッション開始から15分頃、ピットアウトした直後にコースオフ。一旦ピットに戻った後は、なかなかコースインできなかった。
セッション残り時間5分を切ってようやくコースインした角田はソフトタイヤでタイムを出しにいったが、他車のスピンでタイムを出せなかった。
チーム代表のフランツ・トストは、角田のマシンに電気系のトラブルが発生していたと明かしたが、FP2までに問題を解決したいと語った。
「これまでのところ、少なくともピエール・ガスリーについては、すべてうまくいっている」
そうトストはコメントした。
「我々は競争力のあるパッケージを持っていると思う。残念ながら、ソフトタイヤを履いた時に彼はトラフィックに遭ってしまった。とはいえ、ここで彼は良いパフォーマンスを見せられると思う」
「ユウキについて、我々はそれほど幸運ではなかった。なぜならパワーユニットかワイヤーハーネスといったところに電気的な問題が発生していたんだ」
「FP2に向けてそれを解決して、彼が周回を重ねてセットアップを進め、明日の予選や日曜日の決勝に向けて適切な準備ができるようにしていきたい」
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