F1 Aston Martin launch

アストンマーティンの2024年マシンAMR24は、開発継続の”優れた基盤”。ファロウズTD「近年の開発競争は熾烈……それを戦い抜くために」

2024年型マシンAMR24を発表したアストンマーティン。同チームのテクニカルディレクターであるダン・ファロウズは、開発をシーズン中に継続していくための、良い基盤ができたと語った。

田中 健一

公開日時: 2024/02/12 8:34

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Aston Martin AMR24

 アストンマーティンのテクニカルディレクターを務めるダン・ファロウズは、2024年用マシンAMR24について、今後開発を進めていく上での”良いプラットフォーム”が出来上がったと評価した。

 アストンマーティンは2024年用のF1マシンAMR24を2月12日に発表した。このマシンは、基本的には昨年型AMR23の進化版であるものの、マシン全体が大きく改善されたモノであるという。

「我々は昨年にクルマをさらに一歩前進させることができた。達成できたことに満足しているよ」

 テクニカルディレクターのファロウズはそう語った。

「しかし実際には、これが今シーズンの我々の最初のステップだ。我々は開発を続けてくための優れたプラットフォームを確保したいと考えており、それが我々が集中してきたことだ。なんとかそれを達成することができたと思うので、良かったね」

 ファロウズ曰く、AMR24ではマシン全体に大きな変更を加えたという。しかしフロントサスペンションは、トレンドとなりつつあるプルロッドではなく、プッシュロッドを継続採用することを選んだと説明した。

「マシン全体に変更を加えた。多くの部分で、昨年のマシンとは大きく異なる」

 そうファロウズはニューマシンAMR24を説明する。

「それでも、基本的には昨年マシンの協力な進化版だ。つまり、AMR23の最終スペックを基に、このクルマを作り上げていったようなモノだ」

「それでもノーズやフロントウイングなどは明らかに異なる。車体の内部にも、多くの変更が加えられている。もちろん、その一部は秘密のままにしておこうと思っているけどね」

「フロントサスペンションは、AMR23のレイアウトに似たモノとなっている。プッシュロッドのままだよ。リヤについては、メルセデスから新しいギヤボックスとサスペンションの供給を受けたから、それは変わっている。つまりリヤには変化があるが、フロントは昨年のモノによく似ているということだ」

 ファロウズは、最近のF1ではシーズン中の開発競争が実に熾烈であり、それに対応できるベースとなるマシンを作り上げる必要があったと、改めて強調した。

「我々は冬の間に成し遂げたことに非常に満足しており、昨年のマシンから一歩前進できたと思っている。それが、我々が望んでいたモノだったんだ」

「しかし、オフシーズンは短かったし、我々は昨シーズンのかなり遅い段階から、今年に関連する開発を行なった。だから我々の主な目的は、このマシンがシーズン中に開発を行なうための優れたプラットフォームになることを確実にするということだった」

「近年では、シーズン中の開発競争は実に熾烈だ。我々は新シーズンにも昨年と同じように競争力を手にしたいと考えているが、まさにそれが我々が集中したことだ。マシンを開発し、アップデートを供給し続け、パフォーマンスを維持する……そのための適切で安定した基盤は、しっかりと確保することが重要なんだ」

 なお公開されたレンダリングに描かれているマシンは、サイドポンツーンこそ過激な処理になっているものの、それ以外は昨年のAMR23に実によく似ている。この後すぐシェイクダウンが行なわれる予定になっているが、そこで走るマシンが公開されたレンダリングと同じかどうかは分からない……。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 【ギャラリー】アストンマーティンが2024年F1マシン『AMR24』を発表

次の記事 ハミルトンの後任とも噂されるアロンソ「最優先はアストン」モチベ次第では50歳まで現役の可能性も?

More from

田中 健一



F1分析|オランダでメルセデス勝利の可能性は皆無だった? 圧倒的ノリスのペース……そして”ベテラン”ハミルトンも忘れてはいけない!!

F1

F1

オランダGP

5 日前

F1分析|オランダでメルセデス勝利の可能性は皆無だった? 圧倒的ノリスのペース……そして”ベテラン”ハミルトンも忘れてはいけない!!



角田裕毅、FODの情報番組『F1 R.A.W.』に緊急出演! 急遽出場オランダGPの週末を振り返る。気になるパートナーとの話も!?

F1

F1

オランダGP

5 日前

角田裕毅、FODの情報番組『F1 R.A.W.』に緊急出演! 急遽出場オランダGPの週末を振り返る。気になるパートナーとの話も!?



F1分析|代役参戦の角田裕毅、惜しくも入賞を逃す。しかし……ちょっと気になるレーシングブルズのペース。アストンマーティン、アロンソとの比較で見えてくるモノ

F1

F1

オランダGP

7 日前

F1分析|代役参戦の角田裕毅、惜しくも入賞を逃す。しかし……ちょっと気になるレーシングブルズのペース。アストンマーティン、アロンソとの比較で見えてくるモノ

More from

アストンマーティン



アップグレードで前進続くアストンマーティン、しばらくは厳しい展開に?「最適化にも数戦かかる」

F1

F1

オランダGP

1 日前

アップグレードで前進続くアストンマーティン、しばらくは厳しい展開に?「最適化にも数戦かかる」



アロンソ、歴代”最高のライバル”はフェルスタッペン! シューマッハーやハミルトンより上位に位置づけ

F1

F1

オランダGP

3 日前

アロンソ、歴代”最高のライバル”はフェルスタッペン! シューマッハーやハミルトンより上位に位置づけ



フェルナンド・アロンソ伝説! 直近50年のF1で45歳以上の入賞者は初……この物語は一体どんな結末を迎えるのか?

F1

F1

オランダGP

6 日前

フェルナンド・アロンソ伝説! 直近50年のF1で45歳以上の入賞者は初……この物語は一体どんな結末を迎えるのか?

最新ニュース



古豪復活へ……ウイリアムズ代表、2026年の問題を解決するため「膨大な数のプロジェクト」を進めていると明かす

F1

F1 F1

オランダGP

2 時間前

古豪復活へ……ウイリアムズ代表、2026年の問題を解決するため「膨大な数のプロジェクト」を進めていると明かす



高校生チームに突き付けられた“600万円調達”の壁。STEM Racing世界大会に挑む『WindBreaker』を突き動かすもの

F1

F1 F1 2 時間前

高校生チームに突き付けられた“600万円調達”の壁。STEM Racing世界大会に挑む『WindBreaker』を突き動かすもの



クアルタラロ、ホンダ移籍決断の理由は「環境リセット&プロジェクトへの信頼」

MotoGP

MGP MotoGP 3 時間前

クアルタラロ、ホンダ移籍決断の理由は「環境リセット&プロジェクトへの信頼」



アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」

F1

F1 F1 3 時間前

アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録