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ちゃんとピットボードを見ろ! ハース代表、ドライバーふたりに注意喚起

ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、モナコGPのフリー走行で黒旗が出されたことを機に、チームのドライバーがよりピットボードに注意を払うことを望んでいる。

Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-19

 F1第6戦モナコGPのフリー走行1回目において、ハースのピットガレージでは通信障害が発生し、ドライバーのケビン・マグヌッセン、ロマン・グロージャンと無線交信することができなくなってしまった。さらに、マシンのテレメトリーからもデータを取得できないという状況に陥った。

 チームはピットボードを用いてふたりのドライバーにピットインするよう指示をしたが、彼らは反応せず。最終的にFIAからの助けを借り、ふたりに黒旗を提示することとなった。

 ホームストレートで提示された黒旗を視認したふたりはピットイン。これらの問題が解決した後は、セッションにふたたび参加することが許された。

 ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、今回の一件を次のように説明した。

「IT機器に問題があったんだ」

「データが何もなく、ラジオもダメだったので、連絡が取れない上にマシンが何をしているかもわからなかった。彼らはすぐに戻ってくる必要があった」

「我々はピットボードを出したが、彼らはそれを見逃していたので、レースコントロールに黒旗を出してもらって、彼らが(ピットに)入ってくるようにするというアイデアを思いついた。それが我々のしたことだ。皆がそれについて少し興奮しすぎていた」

「我々は想像力を働かせて、彼らを(ピットに)入れるためにいくつか助けを求めた。そして彼らが戻ってきて、問題を解決して残り20分で(コースに)出た」

 シュタイナーはさらにこう続けた。

「彼らはピットボードを見るべきだ。モンテカルロで5周以上ラジオから何も聞こえてこなければ、何かがおかしいはずなんだ」

 なお、マグヌッセンはFP2で7番手につけた。中団最上位の“ベスト・オブ・ザ・レスト”こそアレクサンダー・アルボン(トロロッソ)だったものの、チームにとって励みになる結果となった。

 シーズンを通してタイヤの適正温度を保つことに苦戦しているハースだが、この結果からモナコではタイヤをうまく機能させられているように見受けられる。しかしながらシュタイナーは、これはアプローチを変えたことではなく、持ち込まれているコンパウンドが柔らかいことが関係していると考えており、次のように語った。

「タイヤのコンパウンドが違うんだ。柔らかい種類のものだ」

「レース前、ここで(タイヤが)うまく機能することに期待していたが、ピレリはそれが可能だと言った。(今のところ)うまく機能しているように見える」

「困難はいつでも素早い学習につながる。重要なことは今回はC3、C4、C5という軟らかいタイヤだということだ。それが最大の違いだ」

 ハースがモナコで、トップ3チームを除く中団チーム争いをリードできるかを問われたシュタイナーはこう述べた。

「やってみるよ。我々は今年、何回も予選7番手、8番手をゲットした。このマシンにはここで競争力があるように感じる」

「だからそれは可能かもしれない。他のコースと違って1周が短いのでそれ(ラップタイム)はかなりタイトで、不確定要素が多く、各車の差は最小限だ」

「だから誰もが完璧でなければならない。完璧なラップを刻んだドライバーが、前に出ることができる。我々はかなり良いマシンとドライバーだと思っている。そうだと思わないか?」

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