元気がない? いえいえ保守的なだけです。アストンマーチンF1代表「スプリントで9ポイントはデカい」
アストンマーチンのマイク・クラック代表はオーストリアGPでチームが後退しているという意見に対し、“保守的”なアプローチをとっているのだと反論した。
F1第10戦オーストリアGPでアストンマーチンはこれまでと比較して、パフォーマンス面でふるっていないのではないかという声もある。しかしチーム代表はそうした声に対し反論している。
アストンマーチンはオーストリアGP予選ではランス・ストロールとフェルナンド・アロンソが、それぞれ6番手と7番手タイムを記録。スプリントシュートアウトでもアロンソ6番手、ストロール7番手タイムと同じような位置となっていた。
スプリントはストロールが4位、アロンソが5位を記録し、トップ3にこそ届かなかったが、ダブル入賞でまずまずの結果を持ち帰った。
今シーズンのアストンマーチンはアロンソが表彰台常連となっており、予選トップ4も珍しいことではなくなっている。そうした結果から、オーストリアGPではパフォーマンスが通常よりも下回っているのではないかという言説に繋がってくるのだろう。
しかしチーム代表のマイク・クラックは、スプリントの行なわれるオーストリアGPでは”保守的”なアプローチを採っているのだと主張している。
「我々が居るべきところから、そう離れていないと思う」と、クラックは語る。
「つまりだ、ここはギャップが非常に小さいコースであり、コーナーひとつで上手くいかなければ、それによってポジションを失うことになる。我々は初日に満足していないわけではない」
「スプリントの行なわれるレースウィークには特殊なルールがあるし、非常にタイトだ。そしてスプリントでポイントを稼ぐのがどれほど重要かを今日確認したように、スプリントの週には少し保守的にいく必要があることもある」
「今回は計9ポイントとかなりのポイントを獲得できたと思う。このポイントは我々のチャンピオンシップ争いにとって非常に重要なものだ。明日(決勝)はもう少し稼げればと思っている」
またクラック代表はある1コースでの調子から序列を判断することは注意が必要だとも付け加えた。
「私がよく言っているのはご存知だろうが、あるひとつのコースを対象にして、序列が変わったかどうかを判断するのにはかなり注意深くいる必要がある。変化は非常に大きいんだ」
「例えば今回はマクラーレンが大きなアップデートを持ち込んでいるだろう。常に何チームかは変化があり、ミスを犯すチームもいる。序列はすぐに変わってしまうんだ」
「そこであなた方は結論を出すんだ。私は判断のためには常に様々な特性を持つ2~3レースを待つ必要があると思っている」
Fernando Alonso, Aston Martin AMR23
Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images
アストンマーチンはスプリントが行なわれるオーストリアGPを複雑にしすぎないために、アップデートを持ち込まないという選択をしたチームのひとつ。クラック代表はスプリントフォーマットで方向性を見失ってしまうことを避けるためにも、保守的なアプローチになっていると語った。
「我々は継続的にパーツをマシンへ投入するという考えで動いている」
「それはこれからも続いていく。ほぼ全てのレースでだ。そして“ほぼ全て”というのはスプリントのことに言及したものであり、この場合は少し保守的なアプローチを好ましく思っている」
「なぜなら少し方向性を見失ってしまえば、マシンはもうFP1後にパルクフェルメ状態に入ってしまう。そうすると基本的に1.5レースを失ってしまうことになる。ミスのせいでね」
「だからその視点から考えて、我々はコンサバな動きをとっている。もちろん、他のチームを見ても、スプリントのレースウィークはかなり保守的なようだがね」
なおクラック代表は、スプリントではストロールとアロンソのバトルを許可していたと認めている。
「ポジションを変更するオーダーは何もなかった。我々はチームであり、素晴らしい努力の結果だ」
「ドライバー達の成熟具合も確認できたと思う。特に我々の置かれていたような状況では、それをよく確認できた」
「上手く対処したドライバーふたりは素晴らしいよ。繰り返しになるが、チームとしてポイントを最大化した。そうできるのは贅沢なことだ」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。