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FP3最速はノリスも終盤の赤旗で真の実力は未知数に。角田裕毅10番手|F1第3戦オーストラリアGP

F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行3回目が行なわれ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイム。角田裕毅(アルファタウリ)は僚友上回る10番手だった。

Lando Norris, McLaren MCL36

Lando Norris, McLaren MCL36

Glenn Dunbar / Motorsport Images

 F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行3回目が行なわれた。トップタイムはランド・ノリス(マクラーレン)が記録した。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって3年ぶりの開催となるオーストラリアGP。久しぶりの開催に合わせ、舞台となるアルバート・パーク・サーキットはコース改修を受け、高速化された。当初はDRSゾーンが史上最多の4ヵ所設置されていたが、安全上の理由によりFP3を前にターン8からターン9までのエリアに設置されていたDRSゾーンが取り消され、計3ヵ所となった。

 FP3開始前の気温は24度、路面温度32度。曇り空がコース上を覆ったが、降水確率は比較的低いというコンディションだった。

 現地時刻13時を迎え、予選前最後となる1時間のセッションが開始。アルファロメオ勢やハース勢などがハードタイヤやミディアムタイヤでコースの感触を確かめるべく、コースへ飛び出していった。

 一方で、フェラーリやレッドブルの今季の二強を筆頭に多くのチームはゆっくりとしたスタート。ドライバーはマシンに乗り込み、走行プログラム開始を待った。

 セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は、FP1の終盤にパワーユニットにトラブルが発生した影響でFP2を欠場したこともあり、まずはインスタレーションと決勝レースを見据えたタイヤの“皮むき”を行なった。

 20分経過というところで、そのベッテルがターン10の立ち上がりで挙動を乱しコースオフ。そのままマシンはフロントからウォールにクラッシュしてしまった。

 新型コロナウイルス陽性反応によって、開幕戦バーレーンGPと第2戦サウジアラビアGPを欠場していたベッテルとしては、またも走行機会が削られることとなった。

 ベッテルのマシン撤去のためコースにはレッドフラッグが提示され、ベッテルは”今回は”マーシャルが運転するスクーターの後ろに乗りピットに戻った。

 30分を残しセッションは再開。ここまでコース上に出ていなかったアルファタウリ勢も含め、多くのマシンがソフトタイヤで走行開始した。一方で、ミディアムタイヤを履いたマックス・フェルスタッペンは最終コーナーでスピンを喫し、その原因が掴めないと無線で訴えた。

 多くのドライバーが残り10分というところで、予選想定走行のために新品ソフトタイヤを投入し、ノリスがまずトップタイムを更新した。

 各ドライバーは軒並み自身のタイムを更新していったが、残り5分を切ったところで、ランス・ストロールがターン11で曲がりきれずクラッシュ。左フロントからウォールに当たった。アストンマーチンはこれにより、予選に向けて2台のマシンを修理することとなった。

 ストロールのクラッシュにより、そのままセッションは終了。全車が完全なアタックを行なえた訳ではないが、FP3トップはノリス。タイムは1分19秒117で、チームメイトのダニエル・リカルドも6番手につけた。ただ、ノリスには最終盤にアクセルを戻すようエンジニアから指示が飛ぶなど、トラブルフリーとはいかなかったようだ。

 2番手には今季好調フェラーリのシャルル・ルクレール。タイムはノリスから0.132秒差の1分19秒249だった。3番手には僅差でセルジオ・ペレス(レッドブル)が並んだ。

 トップ3の後ろ4番手には今週末好調のアルピーヌのフェルナンド・アロンソ。同郷のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)を上回ってみせた。

 思うような走りが出来なかったフェルスタッペンは最終的に7番手。終盤に予選想定ラップを2度行なうも、いずれもアンダーステアに見舞われてアタックを失敗していた。

 8番手にはメルセデスのルイス・ハミルトンが並んだ。この日のメルセデスは初日から比べるとポーパシングが目立つようになり、セットアップが決まりきらないのか、コーナリング中のスナップやコースオフするシーンもあった。

 ハミルトンの元チームメイトであるバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がその後ろ9番手。10番手には1分20秒071で角田裕毅(アルファタウリ)が滑り込んだ。角田としては、コース改修を受けたとは言え、アルバート・パーク初体験の不利はあるものの、ここまで目立ったトラブルもなく速さを見せており、このセッションではチームメイトのピエール・ガスリーよりも良いタイムを計測してみせた。

 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 United Kingdom ランド ノリス 12 1'19.117     241.298
2 Monaco シャルル ルクレール 15 1'19.249 0.132 0.132 240.896
3 Mexico セルジオ ペレス 17 1'19.265 0.148 0.016 240.847
4 Spain フェルナンド アロンソ 15 1'19.275 0.158 0.010 240.817
5 Spain カルロス サインツ Jr. 17 1'19.419 0.302 0.144 240.380
6 Australia ダニエル リカルド 14 1'19.693 0.576 0.274 239.554
7 Netherlands マックス フェルスタッペン 16 1'19.809 0.692 0.116 239.206
8 United Kingdom ルイス ハミルトン 13 1'19.896 0.779 0.087 238.945
9 Finland バルテリ ボッタス 17 1'20.008 0.891 0.112 238.611
10 Japan 角田 裕毅 12 1'20.071 0.954 0.063 238.423

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