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ベルギーGP躍動のリカルド「表彰台の可能性もあった」次戦イタリアGPに向けて気合十分

ルノーのダニエル・リカルドは、今回のベルギーGPで表彰台を獲得するチャンスは十分あったと考えており、すでに次戦イタリアGPに向けて気合十分の様子だ。

Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.20, Alex Albon, Red Bull Racing RB16

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1第7戦ベルギーGPでは、ルノーが週末を通して速さを見せ、ダニエル・リカルドが4位、エステバン・オコンが5位を獲得。特にリカルドは、ファイナルラップでファステストラップを記録するなど、表彰台まであと一歩という速さを見せた。

 ダウンフォースの要求レベルが少ないセクター1とセクター3で抜群の速さを誇っていたルノー。リカルドはスタート直後からマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に襲いかかったが、フェルスタッペンの巧みなブロックもあり、オーバーテイクはできなかった。

 その後はトップ3から離されていったが、彼らがレース終盤にタイヤ管理で苦しみ始めると、今度は逆にその差を縮めていき、最終的にフェルスタッペンと3.422秒差の4位でレースを終えた。

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「とってもハッピーだよ! いい結果を出すとインタビューなんかでとても忙しいね。言うまでもなく良いことだ。注目を集めるのは素晴らしい」

 リカルドはレース後にそう語り、3位を獲得できるチャンスは十分にあったと話した。

「今回、表彰台を獲得できる可能性もあった。戦略の違いにより、(ピエール)ガスリーと(セルジオ)ペレスがマックスとの間に入らなければ、最後のスティントで彼と戦うことができたはずだ。彼とのギャップができたのは、戦略の違いにより僕たちが時間を失ったからというだけなんだ」

「正直意外だった。今日の僕たちはまともなクルマを持っていることは分かっていた。でも、メルセデスがタイムを落としていると聞いた時は、彼らがエンジンをセーブしているだけだと思った。でも彼らが本当に苦しみ始め、僕の方がどんどん速くなっていった。僕はトラフィックに対処する必要があったし、彼らのタイヤは実際にはそんなに苦労していないと思っていたので、終盤のペースは勇気づけられるものだった」

「エンジニアが僕に、ファステストラップのタイムを教えてくれたけど、僕のベストより0.5秒速かったと思う。バッテリーを少し多く使えば届くかもしれないと思ったから、ファイナルラップに全力でプッシュした。予選Q3のアタックよりも恐ろしいラップだったよ」

 今回、走行初日から上位に食い込む速さを見せていたルノー。リカルドはスパ・フランコルシャンのサーキット特性が大きいとしつつ、ルノーがセットアップ変更を厭わなかったことも大きいと語った。

「最大の要因はトラック特性だったと思う。そして僕たちは、ここに来てからも進歩できた。好調な時は、クルマを変えたくないものだ。でも路面は変わっていくし、多くの場合はコンディションに合わせてクルマを変え続けていく必要がある」

「だから僕たちはクルマにいくつかの変更を加えた。当時は少し勇敢なことにも思えたけど、そのリスクを考慮に入れてやってみて、それが功を奏したんだ」

「バルセロナとここを比較すると、当然ここの方が僕たちのクルマにより適していると思う。理由はよく分からないけど、低ダウンフォース仕様のクルマの方が良いんだ。僕は空力学者じゃないけど、ドライバーとしてはスパのようなサーキットの方がクルマに満足できる」

 リカルドは今回のパフォーマンスを教訓に、高いダウンフォースが要求されるサーキットでも先入観なくセットアップを試し、うまく機能するか確認する必要があるかもしれないと話した。

「多くの場合、ハイダウンフォースのサーキットに行くと、疑問を持つこともなく大きなウイングをつける。それが最速だと言われているからだ。より低いダウンフォースで走ってみるかどうかは分からないけど、それ(ハイダウンフォース仕様)が僕たちの弱点であることを受け入れて、もっと小さなウイングをうまく機能させることができるかもしれないね」

「今回、表彰台を狙えるということを示せたのは良いことだ。それは遅いより早い方がいい。よりダウンフォースが必要なサーキットでもこういうパフォーマンスが出せるはずだ。シルバーストンの1週目(イギリスGP)にセットアップに関してスイートスポットを見つけたセッションもあったので、試してみなくてはいけない」

 次戦はモンツァで行なわれるイタリアGP。再び低ダウンフォース仕様のマシンで臨むレースであり、リカルドも自信十分。表彰台を獲得したら、一緒にタトゥーを彫ると約束しているシリル・アビテブール(チーム代表)のために、すでにデザインを考えているという。

「シリルはかなりナーバスになっていると思うよ。さっき彼に会ってきたばかりだけど、僕は彼に、警戒を怠らないように言ったんだ。少なくとも昨年、僕たちはモンツァで強力だった。モンツァには高い目標を設定し、自信を持って臨むことができる」

「マイク・タイソンのフェイスタトゥーを、シリルがやった場合のイメージは見てみたんだ。でも、タトゥーをする場所は彼が決めると思うから、顔は絶対にないだろうね!」

「僕は彼に残酷なことをするつもりはないし、”ゴムのアヒル”みたいにするつもりもない。どのサーキットだろうと、表彰台を獲得できたら良い思い出になるだろう。どうなるか見てみよう」

「彼には小さなトロフィーのタトゥーを入れてもらうくらいだろう! もしかしたら、シューイ用の靴かもしれない。でも実際に表彰台を獲得できたら、きっとアイデアもあふれることだろう」

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