スパ・フランコルシャン、オー・ルージュのランオフエリア拡大。工事の最新写真を公開

スパ・フランコルシャン・サーキットは、オフシーズンに行なっている改修について新情報を公開。オー・ルージュのランオフエリア拡張の詳細を初めて明らかにした。

スパ・フランコルシャン、オー・ルージュのランオフエリア拡大。工事の最新写真を公開

 ベルギーの著名なサーキットであるスパ・フランコルシャンは、政府の支援を受けて、老朽化した施設の改善や、安全性向上のための改修を進めている。

 11月15日に着工したこの改修作業で、すでにいくつかのコーナーにランオフエリアが新設され、古いグランドスタンドの撤去などが進められてきた。

 サーキットの安全性向上は、今年6月に開催される2輪のスパ24時間レースの開催に必要なFIMグレードCライセンスの取得を主な目的としている。

 一方で、近年F2やWシリーズ、スパ24時間レースなどで重大事故が相次いだことから、ランオフエリアの拡大やグラベルトラップの新設は四輪レースにもプラスに働くと見られている。

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Spa-Francorchamps track work in progress

Photo by: Circuit Spa-Francorchamps

 中でも最も関心が集まるのは、オー・ルージュとラディオンのランオフエリア改修だろう。その改修内容はこれまで発表されていなかったが、スパが新情報と写真を公開した。オリジナルのレイアウトは維持され、両サイドの舗装ランオフエリアが拡張されることになった。

 右側は耐久ピットの出口があるため、複雑なプロジェクトとなっているが、左側の工事はより大規模なものになることが判明している。ここには新たに4600席の屋根付きグランドスタンドとVIPボックスが4月までに完成する予定となっている。

Spa-Francorchamps track work in progress

Spa-Francorchamps track work in progress

Photo by: Circuit Spa-Francorchamps

 このほかにも、サーキットの安全性を確保するための重要な変更がいくつかある。

 耐久レース用の古いグランドスタンドは、サーキットによると”環境とより一体化する”新しい構造物に置き換えられるという。

 1コーナーのラ・ソースや、ケメル・ストレートエンドのレ・コームはグラベルのランオフエリアが導入される。スタート直後にラ・ソースで飛び出し、アスファルトのランオフエリアを加速していくマシンが多く見られたが、ここがグラベルに変わることでそういった場面は見られなくなるだろう。

 レ・コームや続くマルメディでは、ガードレールが移動され、ランオフエリアが拡大されている。

 高速の左コーナーであるブランシモンでは、これまで何度も恐ろしいアクシデントが起きてきたが、ランオフエリアの拡大やグラベルトラップの導入、新しいサービスロードの整備など、安全性を向上させるための改修が進められている。

 
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Photo by: Circuit Spa-Francorchamps

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