ルクレール、望外の2位獲得でチームを鼓舞「僕たちは何だってできるんだ!」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1オーストリアGPで獲得した2位は予想外の好結果であり、優勝にも等しい喜びを感じていると語った。
Charles Leclerc, Ferrari SF1000, celebrates after the race
Steven Tee / Motorsport Images
フェラーリのシャルル・ルクレールは、完走11台というサバイバルレースを生き残り、2位を獲得。予想外の好結果に、優勝にも等しい満足感を感じていると話した。
予選で振るわず、7番グリッドから決勝に臨んだルクレール。レース序盤はなかなかポジションを上げていけなかったが、今回のレースは上位陣にもリタイアやトラブルが続発する波乱の展開だった。ルクレールは終盤にセーフティカーが出動する展開も味方につけ、ランド・ノリス(マクラーレン)とセルジオ・ペレス(レーシングポイント)をオーバーテイクした。
そして2番手でチェッカーを受けたルイス・ハミルトン(メルセデス)がアレクサンダー・アルボン(レッドブル)と接触し5秒のタイム加算ペナルティを受けたことで、ルクレールが繰り上がり2位を獲得した。
レース後、ルクレールは予想外の結果だったと認めた。
「僕はとてもハッピーだ。今日はレースに勝ったようにも感じる」
「こんな結果は期待していなかった。素晴らしいサプライズだ。僕たちは今日、全てを完璧にこなしたから2位になれたんだと思う」
「言うまでもなく、ルイスにペナルティが出たのは少し運が良かった。あちこちでクラッシュが起きていた。自分たちに思っていたようなペースがなかったとしても、あらゆるチャンスを利用するというのが目標だったから、2位になれてとても満足だ」
「僕たちにはまだ、やらなければならないことがたくさんある。僕たちは望んでいたようなところにはいないし、離されている。でもどんなことでも可能なんだ。だから、メンタルを強く保つ必要がある。チーム全体がきちんと機能すれば、うまくいくと確信している。それには時間がかかるんだ」
ルクレールは可能な限り激しくプッシュしていたとレースを振り返った。
「僕は毎回セーフティカーが出た時に、ターン1からターン3までで苦戦していたから、ここでは自分にチャンスがないと分かっていた」
「でも、誰かがミスをした時にはチャンスが訪れると思っていた。だからランドがセルジオとバトルをして少し減速した時に攻めた。セルジオとのバトルもかなり厳しかったけど、楽しんだよ」
「僕はミスをしなかったから、このレースは僕にとって、F1での最高のレースのひとつだったと考えている」
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