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角田裕毅、アルファタウリAT02を“乗りやすいマシン”と評価。開幕戦では「ミスを恐れず全力で」

角田裕毅はアルファタウリ・ホンダのニューマシン『AT02』を「乗りやすいマシン」と評したが、開幕に向けては目標を設定せず、ミスを恐れずにプッシュすることを目指していると語った。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 2021年に日本人ドライバーとして久々のF1デビューを果たす角田裕毅。そのデビューの時は刻々と迫っているが、先日バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたプレシーズンテストでは総合2番手タイムをマークするなど、ファンからの期待も日に日に高まっている。

 3日間で行なわれた今回のプレシーズンテストに全日参加した角田だが、初日は燃料系のトラブルで走行距離を稼げず、2日目も「毎スティント問題が出ていた」という。しかしながら、3日目は予選・決勝のシミュレーションを順調に進めることができ、午後の4時間だけで91周を走破。ベストタイムである1分29秒053は、トップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から0.093秒差というものであった。

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 今回テストが行なわれたバーレーン・インターナショナル・サーキットは、3月28日に行なわれる開幕戦の舞台でもある。角田はこの3日間のテストを通して、どういった課題を見つけたのだろうか? 彼はオンラインで行なわれた記者会見の中で次のように語った。

「バーレーンのサーキットの特徴のひとつは、風が強いことです。風はF1の空力にすごく影響します」

「向かい風だとダウンフォースがあるのでグリップもありますが、逆に追い風だと滑りやすくなります。だからコーナーごとに走り方を変えないといけません。コーナーによっては、進入から中間にかけては向かい風だけど、中間から出口までは追い風だったりします。そうなると、中間までは速いスピードで走れても出口にかけてはアクセルワークに気を付けないといけないので、そういったことが課題だと思います。ただ、クルマの感触としては悪くないと思います」

「クルマの感触は悪くない」と語った角田。実際、ライバルたちもアルファタウリの新車AT02のポテンシャルの高さを警戒している。マクラーレンのランド・ノリスは、motorsport.comに対して次のように語っていた。

「アルファタウリは良さそうだ。オンボードを見ても、データを見ても、彼らはかなり良いマシンに思える。走っていて気持ち良さそうだよね。どんなコンディションでも調子が良いんだ」

「アルファタウリを見る限り、強そうだと言える。彼らはここ数日クリーンに走っていて、どの走行でも調子が良さそうだ。間違いなく多くの燃料を積んでいるであろうロングランだってそうだ。良さそうに見えるよ」

 外から見ても好調そうに見えるアルファタウリAT02。では実際にドライブしている角田は、AT02に対してどのような印象を持ったのだろうか? 彼は昨年のポストシーズンテストでドライブした2020年マシンAT01らとの比較について尋ねられると、こう答えた。

「乗ったサーキットが違うので、昨年のマシンとの比較は難しいですが、率直に(昨年のマシンと違うと)感じたのはステアリングですね」

「F1にはパワーステアリングがついていて、パワーステアリングのないF2やF3に比べてタイヤのグリップやダウンフォースのレベルが伝わりにくいので、ハンドルを曲げすぎてしまったりしていました。そこを改善するように取り組んだ結果、イモラで2021年車両のシェイクダウンをした時のステアリングの印象はポジティブだったと思います」

「2021年からレギュレーションによってフロアの一部が削られるので、本来であればダウンフォースが減ってタイムが落ちます。ただそこはアップデートでカバーできていると思います。そんなに変な挙動もありませんでしたし、乗りやすいと思います」

 そんな角田は開幕戦の目標について聞かれると「特にないです。ポイント取れるように頑張るくらいですかね」と一言。今後色々なことを改善していくために、ミスを恐れずに全力で戦うことが重要だと語った。

「僕が今持っているパフォーマンスを全て出し切って、あまりミスを恐れずに最初からガンガン攻めていけたらなと思います。その中でミスをすることはあると思いますが、そうすることで自分の弱点が分かって第2戦以降に改善できますし」

「今年の目標としては表彰台や優勝はもちろんですが、とにかく序盤から中盤まではミスを恐れずプッシュしていって、そういったミスや経験から中盤以降に全てをまとめ上げれたらと思います」

 

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