完勝フェルスタッペン、弱点だったタイヤ管理も改善。唯一の懸念材料ブレーキトラブルも大事に至らず

F1第8戦シュタイアーマルクGPで優勝を飾ったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、レース中に見舞われたブレーキトラブルについて説明した。

完勝フェルスタッペン、弱点だったタイヤ管理も改善。唯一の懸念材料ブレーキトラブルも大事に至らず

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1第8戦シュタイアーマルクGP決勝レースで全71周をリード。完璧なポール・トゥ・ウィンで今季4勝目を飾った。キャリア通算14勝目にして、連勝はこれが初めてだ。

 2位を獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)がレース終盤にピットインしてファステストラップのボーナスポイントを狙いにいったため、フェルスタッペンは35秒リードでチェッカーを受けた。だが、ハミルトンがピットに入る前の段階で、フェルスタッペンは17秒以上のリードを築いてひとり旅。まさに完勝だった。

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 フェルスタッペンのレースで唯一懸念されたのは、ブレーキに関するトラブルだ。ハードタイヤに履き替えた第2スティントに入ってから、フェルスタッペンはブレーキペダルに関する不安と、ダッシュボードにブレーキ・バイ・ワイヤ・システムに関する警告メッセージが出たことを2度に渡って報告している。

 レースエンジニアは、トラブルがターン9とターン10の縁石を乗り越えていることに関連していると伝えたが、フェルスタッペンは縁石には乗っていないと返していた。

 レース後、この問題について訊かれたフェルスタッペンは、チームが問題を分析することになっていると答えた。

「ターン9とターン10の間でブレーキングする時、急に(ブレーキペダルが)フロアに向かって落ちてしまい、ターン10を過ぎるとまた戻ってくるんだ」

「だからそれについて調べてみる。でもそれは2回あったと思う」

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、フェルスタッペンが感じたブレーキの違和感は、ターン9およびターン10出口にある縁石が原因だと説明した。

「縁石の上でガタガタ揺れる、いわゆるノックオフのような状態となり、ペダルが奥まで行ってしまう感覚があったようだ。それはひどいものだったはずだ」

 そうホーナーは『Sky Sports F1』に語った。

「でも彼が縁石から離れてくれたおかげで、システムがうまく機能してくれたんだと思う。あまり大きなドラマにはならなかった」

 ミディアムタイヤで走った第1スティントで、フェルスタッペンに5秒ほどの差をつけ、ハミルトンのピットインに反応する形で1周後にピットイン。ハードタイヤに履き替えた第2スティントではさらに差を広げていった。

 第4戦スペインGPでは、タイヤマネジメントが弱点となりメルセデスに敗れていたレッドブルだが、この弱点は改善されたようだ。

 フェルスタッペンは、ペース面でアドバンテージを有していることによって、タイヤをよりうまくマネジメントできるようになったという。

「最後までタイヤを使えるようにすることが大事だ」とフェルスタッペンは語った。

「バルセロナでは、今回のようにペースが上がらず、今回の彼ら(メルセデス)のように離されてしまっていた。だから少しでもペースが上がれば、ラップタイムを管理することができるようになる」

「それがタイヤを最後まで使う上でとても重要だ。タイヤはスライドやロックなどにとても敏感だ。すぐにオーバーヒートしてしまうからね。だからマネジメントがとても大事なんだ」

 
 

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