宮田莉朋、2戦連続で表彰台。マシンのパフォーマンスには手応えも「戦略には残念な部分もあった」と課題も
VANTELIN TEAM TOM’Sの宮田莉朋は、オートポリスで行なわれたスーパーフォーミュラ第4戦で2位フィニッシュ。優勝した前戦鈴鹿に続き好結果を手にしたが、「戦略では残念な部分もあった」とレースを振り返った。
スーパーフォーミュラの第4戦オートポリスで、宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)は2位表彰台を獲得した。前戦鈴鹿でスーパーフォーミュラ初優勝を果たした宮田は、またも好結果を手にしてランキング2番手となった。
そんな宮田だが、決勝の戦略には残念な部分があったとして、今後に向けてチームと話し合わなければいけないと語った。
宮田は4番グリッドからスタート。本人は「1周目が勝負」と考えていたが、結局は4番手キープ。そのまま周回を重ねていった。
先に3番手を走っていたリアム・ローソン(TEAM MUGEN)がピットストップし、これに2番手の阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)が反応したことで、宮田は2番手に。そして首位を行く坪井にプレッシャーをかけていった。
ペースが上がらない坪井がピットに入ったことで、宮田は首位に。タイヤ交換を先延ばししてさらに周回を重ねていったが、セーフティカーが出動したことでピットに入らざるを得ず、坪井の後ろでコースに戻った。
レース再開後、宮田は1周丸々オーバーテイクシステムを作動させて坪井を攻略。その後は首位のローソンを追ったが、わずかに届かず2位でフィニッシュすることになった。
「4番手スタートだったので、1周目しかチャンスがないと思っていましたが、普通のスタートだったので、ポジションを上げられませんでした」
そう宮田はレースを振り返る。
「前がピットに入ればプッシュする必要があったし、それからは戦略の違うマシンにどれだけ差をつけられるか……逆転されないように頑張るというレースでした。そういう意味ではやり切ったと思います」
「マシンは鈴鹿に続いて力強いパフォーマンスを発揮することができました。そして(セーフティカーからの)リスタートの数周後に(坪井を)オーバーテイクできたので、そういう部分では僕としても自信になるレースができました。その点ではチームの皆さんに感謝しています」
ただ宮田は、戦略の面でもっと別のことができたのではないかと考えているようだ。
「ストラテジーでは残念な部分がいくつかあったと思います。それはチームと共に改善すべきだと思っています」
その”残念な部分”について尋ねられた宮田は、「ノーコメントではダメですか?」と言いつつも、次のように語った。
「リアム選手がほぼミニマム(最小周回数/義務付けられたピットストップは、10周目以降に行なうことができる)で入ったのが見えました。僕はそれで前が開け、坪井選手との差を縮めていきました」
「リアム選手の前後の関係、そして坪井選手の距離感で言えば、その数周でのチームとの連携や判断に、ちょっとミスをしたんじゃないかと思います。あのタイミングで入るべきでした」
前述の通り、宮田はレース終盤にセーフティカーが出動した際に、義務付けられたタイヤ交換を消化した。しかし真っ先にタイヤ交換を行なったローソンは、タイヤ交換を先送りにしていたマシンに詰まり、ペースを落としていた。その上手いタイミングを突けば、ローソンの前でピットアウトできたタイミングもあったかもしれない。おそらく宮田は、そのことを言っているものと考えられる。
しかしローソンは、ペースの遅いマシンをコース上で追い抜き、前が開けたことでペースを上げた……そこが、ある意味勝負の分かれ目だったかもしれない。
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