F1モナコGP予選:ルクレールがトップタイムも終盤にクラッシュ。角田裕毅は僅差で2戦連続Q1敗退

F1第5戦モナコGPの予選でトップタイムを記録したのは、フェラーリのシャルル・ルクレールだった。角田裕毅は16番手でQ1敗退に終わった。

F1モナコGP予選:ルクレールがトップタイムも終盤にクラッシュ。角田裕毅は僅差で2戦連続Q1敗退

 2021年F1第5戦モナコGPの予選がモンテカルロ市街地コースで行なわれた。トップタイムをマークしたのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)で、タイムは1分10秒346だった。

 2019年以来2年ぶりの開催となった伝統のモナコGP。予選日朝に行なわれたFIA F2のレース2では雨の影響で路面が濡れていたが、その後のF1のFP3、そして予選はドライコンディションで行なわれた。

 FP3のトップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だったが、2番手、3番手につけたのはカルロス・サインツJr.、ルクレールのフェラーリ勢。彼らは初日のFP2もワンツーで終えており、メルセデス、レッドブルにどこまで対抗できるか注目が集まる中で予選がスタートした。なお、FP3でクラッシュを喫したミック・シューマッハー(ハース)はマシンダメージが大きかったことにより予選出走を断念しており、Q1には19台のマシンが参加する形となった。

 Q1はセッション開始と共に各車がソフトタイヤを履いてコースに出た。このソフトタイヤのコンパウンドは今季使用されるタイヤの中で最も柔らかい『C5』となっているが、各車同じタイヤで複数回アタックを行ない、その度にベストタイムを更新するというシーンが見られた。

 セッション中盤までにただひとり1分10秒台のタイムをマークしたのがバルテリ・ボッタス(メルセデス)。以下ルクレール、フェルスタッペン、ランド・ノリス(マクラーレン)、サインツJr.が続いた。各車は8周前後走ってアタックを行なった後ピットイン。上位陣は残りのセッションを見守る態勢に入った一方で、Q2進出のボーダーライン付近にいるドライバーは2セット目のソフトタイヤに交換してラストアタックに向かっていった。

 角田裕毅(アルファタウリ)はこの時点でQ2進出ギリギリの15番手にいたが、エステバン・オコン(アルピーヌ)のタイムアップによりノックアウトゾーンに。その後ラストアタックでタイムを1分12秒096まで伸ばしたが、15番手のセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)にわずか0.018秒及ばず、16番手で2戦連続のQ1敗退となってしまった。角田以下、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、ニキータ・マゼピン(ハース)がここで脱落となった。

 Q2も全車がソフトタイヤでコースイン。まず最初のアタックを終えた段階ではフェラーリ勢がワンツーとなり、フェルスタッペンがそこに続いた。その後はフェルスタッペンが1分10秒650でトップに立つと、フェラーリ勢も1分10秒台のタイムを出して2番手、3番手の位置をキープした。

 セッション終盤は15人全員が新品のソフトタイヤに履き替えてコースに。上位陣でタイムを更新する者は少なかったが、ルクレールが1分10秒597を叩き出してQ2トップ通過を決めた。11番手から順にオコン、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、ランス・ストロール(アストンマーチン)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がQ2敗退となった。

 ポールポジションを決するQ3では、フェルスタッペンが1分10秒576でトップに立つと、ボッタスが1分10秒636でそれに続いた。しかし、ルクレールがそれを上回る1分10秒346をマークしてトップに躍り出た。

 そしてセッション終了に近付き、各車がラストアタックを行なう中、ルクレールがプールサイドシケイン出口でウォールにヒット。これにより残り17秒で赤旗が掲示され、セッション終了となりルクレールのトップが確定した。ただ、マシンは大きなダメージを受けているため、今後ギヤボックス交換などによってグリッド降格ペナルティを受けてしまう可能性も否定できない。フェルスタッペンはセクター1で全体ベストタイムをマークしていたが、赤旗によりアタックを完遂することはできず2番手に終わった。

 3番手ボッタス、4番手サインツJr.、5番手ノリスまではコンマ3秒差以内の僅差。6番手にはガスリーが入り、ポイントリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)は7番手に沈んだ。8番手はベッテルで、9番手はトラフィックの影響で満足なアタックができなかったセルジオ・ペレス(レッドブル)、10番手はアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)だった。

 

Read Also:

順位 ドライバー タイム 平均速度
1 Monaco シャルル ルクレール 1'10.346   170.773
2 Netherlands マックス フェルスタッペン 1'10.576 0.230 170.216
3 Finland バルテリ ボッタス 1'10.601 0.255 170.156
4 Spain カルロス サインツ Jr. 1'10.611 0.265 170.132
5 United Kingdom ランド ノリス 1'10.620 0.274 170.110
6 France ピエール ガスリー 1'10.900 0.554 169.438
7 United Kingdom ルイス ハミルトン 1'11.095 0.749 168.973
8 Germany セバスチャン ベッテル 1'11.419 1.073 168.207
9 Mexico セルジオ ペレス 1'11.573 1.227 167.845
10 Italy アントニオ ジョビナッツィ 1'11.779 1.433 167.363
シェア
コメント
【F1動画】第5戦モナコGP予選ハイライト
前の記事

【F1動画】第5戦モナコGP予選ハイライト

次の記事

ホンダ田辺TD「PP獲得の可能性もあった。フラストレーションの溜まる結果」

ホンダ田辺TD「PP獲得の可能性もあった。フラストレーションの溜まる結果」
コメントを読み込む