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F1サンパウロGP 予選:ハミルトン最速! 2番手フェルスタッペンを0.4秒の大差で破る。角田裕毅はQ3進出ならず13番手

F1第19戦サンパウロGPの予選が行なわれ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が最速タイムを記録し、スプリント予選レースの1番手を獲得した。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は13番手だった。

Lewis Hamilton, Mercedes W12

Lewis Hamilton, Mercedes W12

Steve Etherington / Motorsport Images

 F1第19戦サンパウロGPの予選が行なわれ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が最速タイムを記録した。

 インテルラゴス・サーキットへ2年ぶりにF1が戻ってきた。全長4.309kmの起伏に富んだコースは、低速コーナーから高速コーナーまでを兼ね備えている。

 サンパウロGPは、今シーズンイギリスGPとイタリアGPに次ぐ3度目となるスプリント予選レースフォーマットで執り行なわれる。そのため金曜日のフリー走行1回目を終えた後にノックアウト方式の予選セッションが実施。この予選では現地土曜日の夕方に行なわれるスプリント予選レースのグリッド順を決定する。スプリント予選レースは総距離100km、インテルラゴスでは24周で決勝グリッドを決める短距離レースが行なわれる。

 今回のグランプリにはC5〜C1の5種類のタイヤコンパウンドのうち、C4〜C2の中間のセットが持ち込まれている。ただし、このノックアウト予選ではウエットコンディションを除き、各ドライバーに6つ支給されているソフトタイヤのみの使用が許可されている。

 予選セッション開始前の気温は15度、路面温度は25。厚い雲がサーキットを覆っていた。事前の天気予報ではこの予選は雨絡みのセッションになると考えられていたが、コースを雨が濡らすことは無かった。

 予選Q1最初のアタックでは、フリー走行1回目でトップタイムを記録していたハミルトンが2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を0.505秒上回るタイムでトップに浮上。フェルスタッペンは1セット目のタイヤで再度アタックしたものの、タイム更新には繋がらなかった。2度目のアタックに出たハミルトンは直線区間で速いメルセデスのマシンを活かし、セクター1とセクター3で全体ベストを記録しさらに後方を突き放した。

 Q1の2回目ではタイムシート上位のドライバーはアタックを行なわなかったものの、路面の改善もあり下位のドライバーも軒並みタイムを更新。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅もチームメイトのピエール・ガスリーから0.003秒差の9番手で通過した。

 ここで脱落となったのは16番手ランス・ストロール(アストンマーチン)、以下ニコラス・ラティフィとジョージ・ラッセル(共にウイリアムズ)、ミック・シューマッハーとニキータ・マゼピン(共にハース)というメンバーだ。

 トップ10入りを目指すQ2が開始され、メルセデスを先頭に続々とコースにマシンが姿を現した。ハミルトンが最初にタイムを記録したものの、ターン4でトラックリミット違反を取られタイム抹消となった。ハミルトンはフェルスタッペンが出したトップタイムを塗り替えるべく、続けてアタックを敢行。2度目のタイム計測ながらも、フェルスタッペンを0.181秒上回るタイムを記録した。

 残り3分というところで、今回台風の目と言われているアルピーヌのフェルナンド・アロンソを筆頭に、全車がコース上に出てQ2最終アタックに備えた。メルセデス勢はタイムを更新し、メルセデスワンツーでQ2を制圧。3番手フェルスタッペンの後ろに、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ガスリー、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)と並んだ。

 角田は最終アタックのターン1で左フロントタイヤをロックさせてしまった。セクター2で自己ベストを更新したものの、タイムは1分09秒483。Q3進出に力及ばず13番手からスプリント予選レースを迎えることになった。

 ノックアウトとなったのは、11番手エステバン・オコン(アルピーヌ)以下、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)、角田、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィ(共にアルファロメオ)だった。

 スプリント予選レースのスターティンググリッド上位10台を決めるQ3が開始されると、各チームはピットアウトのタイミングを待った。残り10分を切ったところでルクレールを先頭に、各車はまずタイムを置きに行くため1回目のタイム計測を行なった。

 ここでもハミルトンがトップ。フェルスタッペンは各セクターで少しずつタイムを失い、0.265秒差の2番手に留まった。フェルスタッペンはアタック後にフロントタイヤのオーバーヒートを訴えた。

 アロンソを先頭に残り3分というところでQ3最終アタックに向けて各車ピットアウト。その後ろフェラーリ勢、ガスリー、レッドブル・ホンダ勢、メルセデス勢、マクラーレン勢という並びで最終アタックを実施した。フェルスタッペンは自己ベストを更新できなかった一方、ハミルトンはさらにタイムを塗り替え、会場からは大きな歓声が上がった。

 フェルスタッペンはハミルトンに対し0.438秒という大差をつけられたものの2番手に踏みとどまった。3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番手にはペレスがつけた。ポールポジションを決めるスプリント予選レースのフロントロウには今年のタイトル候補ふたりが並び、2列目からはそのチームメイトが追うという構図だ。

 5番手にはガスリー。6番手と7番手にはフェラーリ勢が並び、8番手と9番手に並ぶコンストラクターズランキング3位争いを展開するライバルのマクラーレン勢を先行した。

 
 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 United Kingdom ルイス ハミルトン 0 1'07.934     228.345
2 Netherlands マックス フェルスタッペン 0 1'08.372 0.438   226.882
3 Finland バルテリ ボッタス 0 1'08.469 0.535   226.560

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