ハミルトン「F1は公平なスチュワードを確保する必要がある」
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1のスチュワードには好みのドライバーがいる場合があるため、より公平なスチュワードを揃えるよう、FIAに訴えた。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)はFIAに対し、より公平なスチュワードを確保するように進言した。
昨シーズン最終戦アブダビGPの終盤に出されたセーフティカーランをめぐる手順については、この数ヵ月大きな論争となった。その結果FIAはF1のレースコントロールの体制を変更。レースディレクターを務めていたマイケル・マシはその職を離れ、後任としてふたりのレースディレクターが、交代でレースコントロールを担当することになった。さらに彼らは、バーチャル・レースコントロールおよびシニア・アドバイザーのサポートを受けられるようになる。
ただ問題が起きたのは、アブダビGPだけではなかった。特にシーズン終盤には、ホイール・トゥ・ホイールのバトルで、許される行動に一貫性がないとして、ドライバーの間でも混乱が生じることになった。
ハミルトンはそんな中、スチュワードが抱える偏見について問題を提起している。
「我々は、偏見のないスチュワードを確実に確保する必要がある」
そうハミルトンは語った。
「レーシングドライバーの中には、特定の人と非常に仲が良い人もいる。一部の人はある人と共に旅をし、一部の人をより熱心に好む傾向にある」
「僕は、偏見がなく、意思決定に際して非常に中立的な人たちが、スチュワードとして必要なんだと思う」
昨年のロシアGPの後、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは「人によってルールが異なる」と主張。「その人がどの国籍で、どんなペナルティを受けるか」ということに注目すると、非常に興味深いと語った。
当時レースディレクターだったマシは、「ルールは全ての人に平等に適用される」と語り、アロンソの”疑問”を否定した。
なおハミルトンはまた、スチュワードに多様性を取り入れる必要があるとも主張する。スチュワードは通常各グランプリごとに4人が任命され、レースコントロールと協力してインシデントを判断し、ペナルティの決定も行なう。
「スチュワード・ルームで、もっと多くの女性に会いたいね」
そうハミルトンは言う。
「これまではそれほど多くなかったと思う。去年は、ひとりかふたりだったんじゃないかな。そして女性と男性ひとりずつのレースディレクターがいれば、それは素晴らしいことだと思う」
「それは、多様性を促進する上でも、素晴らしい方法だと思う」
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