衝撃の予選Q1敗退ハミルトン、セットアップを誤り「マシンは運転できないレベル」に
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、F1サウジアラビアGPの予選Q1で敗退。その理由として、「運転できない」レベルでマシンセットアップを誤ったためだと指摘した。
メルセデスのルイス・ハミルトンは、開幕戦から足かせとなっているポーパシングの克服に苦戦。第2戦サウジアラビアGPの予選Q1でもペース不足に苦しめられた。
ハミルトンはサウジアラビアGPの予選Q1セッション最終盤に当落線の15番手タイムをひねり出すも、すぐさまランス・ストロール(アストンマーチン)に上回られ、16番手に後退。2017年ブラジルGPの予選Q1でクラッシュした時以来のQ1敗退となった。
予選後、ハミルトンはQ1敗退の原因として、チームが行なったセットアップ変更によるマシンバランスの悪さを指摘した。
「単純に、マシンのバランスに苦戦した。僕が望んでいるところにないんだ」と彼は言う。
「セットアップに問題がある。FP3ではいい感じだったし、その方向性で進もうとしていた」
「やり過ぎてしまったことで、マシンが操れないレベルになってしまったのかもしれない。すごく神経質になっていたんだ」
Lewis Hamilton, Mercedes W13, George Russell, Mercedes W13
Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images
またハミルトンは、今年のF1は戦闘力が接近していることから、決勝レースでの巻き返しは難しいと考えている。さらにF1ではパルクフェルメ・ルールにより、ピットレーンスタートを選択しない限り、予選開始時点から決勝レースまでセットアップを調整することはできない。
「予選と同じ(セットアップの)マシンだから、そんなに順位を上げられるとは思えない」と彼は言う。
「でも、全力を出し切るよ」
ハミルトンがQ1敗退を喫した一方で、チームメイトのジョージ・ラッセルはQ3まで進出。6番グリッドを獲得している。
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