速報ニュース

F1

メルセデスPU、発生した問題は解決済み? 革新的アイデア導入でさらに競争力アップ

メルセデスは2021年シーズンを前に、パワーユニットに問題が発生していると以前明かしていたが、新車W12の発表後にその問題への対処として実行した変更点について説明した。

Jonathan Noble

Jonathan Noble

公開日時: 2021/03/02 22:30

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Mercedes AMG F1 W12

 メルセデスF1は3月2日に2021年シーズンに向けた新車W12を公開した。

 同社のパワーユニット(PU)開発責任者のハイウェル・トーマスは、以前明かしていたPUに発生した問題を、2021年シーズン開幕に向けてどう対処したのか、その変更点を語った。

Read Also:

「PUの信頼性を向上させるためのいくつかの作業を完了させた」と、トーマスは言う。

「2020年シーズンに我々はアルミニウムによる構造を採用していたが、これは意図していたようには信頼性が高くはなかった。そのため我々はエンジンブロックに新たな合金を導入した」

「エネルギー回生システムに関しても、より信頼性のあるものとするための調整を実施した。2021年シーズンには全23レースが予定されており、大きな挑戦に直面している。そのため、我々はPUの信頼性を確保する必要があり、その領域に懸命に取り組んだ。それが報われることを願っている」

 メルセデスが行なった大きな変更点のひとつが、MGU-Kの設計変更だ。彼らは昨年使用していたもののコンセプトが理想的ではないと感じていたという。

「我々は2020年に完全な再設計を施し、これまで使用してきた物とはとても異なるMGU-Kを導入した」

「これはパフォーマンス面での進歩を着実に助けるモノだったが、製造と組み立てが難しいことが判明した」

「MGU-Kがフルサイクルで機能し、予想していた通りの性能を発揮した例も多くある。しかし故障する例もいくつかあった。2021年に向け我々は設計を見直し、問題がどこに由来するのかを理解していった」

「我々はより安定した製造や、MGU-Kの信頼性向上を助けるべくその点に変更を行なった」

 またトーマスは、2021年のPUに関しては、パフォーマンス向上が期待されるいくつかの新たなアイデアが盛り込まれているとも語っている。

「レーシングPUに初めて導入される、全く新しいイノベーションをいくつか採用している」

「これはかなりチャレンジングなことだった。昨年はシーズン終了が遅く、オフシーズンが通常より短くなって準備の時間が少なくなってしまったからね。仕事にもさらに負荷がかかっていた」

「内燃機関(ICE)の熱効率を高めるための努力も続けてきた。開発の大部分は燃焼プロセスから最大限の出力を引き出すという、PUのコア部分にあるんだ」

「それと共にターボチャージャーにも排熱への影響を最小限にするための変更を加えた。おそらくクランクのパワーとPUのパフォーマンスについては、これらが最も影響を与えているだろう」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 アロンソ、アルピーヌF1新車発表に際しコメント「チームとして、昨年よりさらに前進したい」

次の記事 アルピーヌF1”初代”マシンA521が発表。ブルー基調の美しいカラーリングを纏う

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1

2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1

2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1

2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from

メルセデス



F1メカ解説|スプリント開催のオランダGP、半数のチームがアップグレード投入。アストンマーティンはフロントウイングとディフューザー改良

F1

F1

オランダGP

5 時間前

F1メカ解説|スプリント開催のオランダGP、半数のチームがアップグレード投入。アストンマーティンはフロントウイングとディフューザー改良



時速300kmで走るレーサーもプロポーズは緊張!? 婚約ラッセル「その瞬間になると言葉が出てこなかった」

F1

F1

オランダGP

12 時間前

時速300kmで走るレーサーもプロポーズは緊張!? 婚約ラッセル「その瞬間になると言葉が出てこなかった」



ハミルトンが不気味な存在だが……メルセデス、タイトル争いで“アントネッリを勝たせる”体制にはせず「まずはチームが最優先」

F1

F1

2 日前

ハミルトンが不気味な存在だが……メルセデス、タイトル争いで“アントネッリを勝たせる”体制にはせず「まずはチームが最優先」

最新ニュース



ホンダの改良版PU投入もアストンマーティンまさかの2台SQ1敗退……アロンソ&ストロール「ドライバビリティに問題があった」

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 1 時間前

オランダGP

ホンダの改良版PU投入もアストンマーティンまさかの2台SQ1敗退……アロンソ&ストロール「ドライバビリティに問題があった」



急遽参戦、角田裕毅は12番手と大健闘! ラッセル逆襲の狼煙、スプリントPP獲得。アロンソまさかの最下位|F1オランダGPスプリント予選

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 2 時間前

オランダGP

急遽参戦、角田裕毅は12番手と大健闘! ラッセル逆襲の狼煙、スプリントPP獲得。アロンソまさかの最下位|F1オランダGPスプリント予選



F1オランダGPスプリント予選速報|どうしたアストンマーティン・ホンダ。まさかのSQ1全滅。角田健闘12番手。最速はラッセル

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 2 時間前

オランダGP

F1オランダGPスプリント予選速報|どうしたアストンマーティン・ホンダ。まさかのSQ1全滅。角田健闘12番手。最速はラッセル



F1メカ解説|スプリント開催のオランダGP、半数のチームがアップグレード投入。アストンマーティンはフロントウイングとディフューザー改良

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 5 時間前

オランダGP

F1メカ解説|スプリント開催のオランダGP、半数のチームがアップグレード投入。アストンマーティンはフロントウイングとディフューザー改良

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録