ハース、カナダGPではリッチエナジーの“疑惑の”ロゴを削除
リッチ・エナジーはハースに、物議を醸している雄鹿のロゴをカナダGPで使用しないよう依頼した。
ハースF1チームのメインスポンサーであるリッチエナジーは、カナダGPで雄鹿のロゴを使用しないよう、チームに依頼した。
リッチエナジーは新興のエナジードリンクメーカーで、ハースのマシン、そしてドライバーのヘルメットには、雄鹿をモチーフにした同社のスポンサーロゴがあしらわれている。しかし、そのロゴが自転車メーカーのホワイト・バイクス社のものと酷似しているとして、法的な論争が巻き起こっている。
ホワイト・バイクスはこれが著作権侵害にあたるとして、5月にリッチエナジーを相手取り訴訟を起こし、勝訴した。この判決によりホワイト・バイクスは、リッチエナジーに対してロゴの一切の使用を差し止めることができ、同時に損害賠償請求ができることとなる。
しかし、この一件はリッチエナジー側が控訴し、再び法廷で争われる予定だ。
訴訟の後に行われた第6戦モナコGPではロゴがそのまま掲載されていたが、リッチエナジーはカナダGP開幕に先立って、チームに削除を要求したようだ。
リッチエナジーは公式のTwitterアカウントに、こう記している。
「我々はパートナーであるハースF1チームに、今週末はマシンから雄鹿の部分を取り除くように依頼した。チームのためにも報道合戦は望んでいないが、我々はこの雄鹿のマークを商標登録しているので、ホワイト・バイクスの根拠のない訴訟、そして勝訴には納得できない」
ハースのチーム代表、ギュンター・シュタイナーは、今回の訴訟にチームが直接関与していないことを明らかにすると同時に、今回のリッチエナジーの要求に従うと語った。
「我々が変更する必要がある時は、連絡すると言われていた」
「確かに、我々は全てが問題ないことを確認して、彼らに言われたことを全て行っている」
「我々にとってそのロゴは問題ないんだが、リッチエナジーにとっては問題があるようだ。だからそれを変更すればいいのか、別の解決策があるのかどうか、私にはわからない」
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