アロンソ、怪我の治療に集中。アルピーヌF1の新車発表バーチャルイベントを欠席
フェルナンド・アロンソは、3月2日に行なわれるアルピーヌF1チームの新車発表バーチャルイベントを欠席することになったようだ。

今月初めに事故に遭い、上あごを骨折してしまったフェルナンド・アロンソ。その治療に集中するため、彼は3月2日に行なわれるアルピーヌF1チームの新車『A521』の発表バーチャルイベントを欠席することになった。
スイスのルガーノ近郊で自転車トレーニング中、自動車と衝突してしまったアロンソは上あごを骨折してしまい、手術を受けることになった。
アロンソは術後48時間で退院しており、チームは今後数週間で「シーズンに向けての準備を行なうために完全に行動可能な状態」になると予想している。アロンソも、ソーシャルメディアにトレーニングを行なっている様子を投稿している。
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しかしアルピーヌは、新車のバーチャル発表会でのメディア対応などに、アロンソが参加しないことを明らかにした。
「フェルナンド・アロンソがメディアとの質疑応答に参加しないことを残念に思っている」
「衛生的な状況とそれに対応するレギュレーションを守るため、彼がシーズンに向けた準備をしている重要な時期は、コミュニケーションやマーケティング活動をすることはできない」
「その代わり、フェルナンドとのQ&Aをメディア向けに公開し、バーレーンでの公式プレシーズンテストでは彼がメディア対応を行なうことができる予定だ」
アルピーヌのバーチャルイベントはイギリスで行なわれるが、渡航制限により海外から渡航するアスリートも自己隔離を避けることができない。アロンソの負傷によりトレーニングのスケジュールがずれ込んでいることも、イベント欠席の一因になっているようだ。
イベントには、アロンソのチームメイトであるエステバン・オコンの他、スズキMotoGPチームから移籍したレーシングディレクターのダビデ・ブリビオも参加。アルピーヌCEOのローラン・ロッシ、エグゼクティブ・ディレクターのマルチン・ブコウスキーもメディア対応を行なう予定となっているようだ。
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
チーム | Alpine |
執筆者 | Luke Smith |