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アウディF1、初テストはトラブル続くも問題なし! 「いずれも解決可能」

アウディF1はシェイクダウンテストでトラブル続きとなっているものの、心配はしていない様子だ。

Gabriel Bortoleto, Audi

「もし最初から何のトラブルもなく走れていたとしたら、それはむしろ非常にうれしい驚きだっただろう」

 そう語るのは、アウディのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・キーだ。1月26日に始まった非公開のバルセロナテストで、アウディがいくつかの信頼性の問題に見舞われていることは知られているが、彼は驚くようなことではないとみなしている。

 テスト参加1日目、2日目とそれぞれアウディはマシントラブルから赤旗の原因となった。走行できたのは、1日目が27周、2日目が68周とされている。

 アウディはザウバーを買収し、2026年からF1に新規参戦。パワーユニットもアウディが手掛けるフルワークス体制だ。

 アウディの手掛ける初のパワーユニットに問題が起きることはある意味予想できたことだ。テクニカルディレクターのキーは、今の時期はそういったことを含めて確認する時であり、同時に問題は解決可能だと主張している。

「今回のテストは、誰にとっても非常に新鮮味のあるマシンの実証テストとなっている。そして特に我々にとっては、初のアウディ製パワーユニットという点でなおさらだ。だからこそ、信頼性の確認と基本部分の把握が重要なんだ」

 走行2日目の晩、キーはmotorsport.comにそう語った。

Nico Hulkenberg, Audi F1 Team

Nico Hulkenberg, Audi F1 Team

Photo by: Audi

「初日はさまざまな理由で多少、実際にはかなりの遅れが出たが、いずれも解決可能な問題だ。だからこそテストを行なっているのであって、(開幕戦の)メルボルンでこうした問題を発見したくはない。そして、今日はより良い進展が確認できた」

「今朝は少し遅れたが、油圧トラブルだった。非常に基本的な問題だ。しかし午後には再び走行に戻り、多くの周回をこなせたから、今日は一歩前進だったと思う」

 また、これまでに何か驚きはあったかと問われると、キーは次のように答えた。

「実際のところ、予想外のことは何もない。最初から完璧に走れていたとすれば、それこそ非常にうれしい驚きだっただろう」

「赤旗は数多く出ているし、現時点ではどのチームにとってもマシンはまだ非常に未成熟だ。だが特に驚くようなことはない。さっきも言った通り、これは本質的にはメカニカル面のテストであって、パフォーマンスが優先事項になるのはまだだ。やるべきことをひとつずつ処理しているだけで、それ以上の驚きはない」

 なおアウディがバルセロナテストで予定していた作業すべてを完了できるかどうか、その見通しかどうかについてキーは次のように語った。

Gabriel Bortoleto, Audi

Gabriel Bortoleto, Audi

Photo by: Audi

「本当に重要な部分については、できていると思う」

「我々が本当に必要としていたのは、とにかくこのマシンで周回を重ねることだ。パワーユニット部門の同僚たちは、これまで一切サーキットの実走データを持っていなかった。今回は彼らにとって初めての実走データなんだ。ギヤボックスについても同様だ。だから、重要なのは走行を重ねて、複雑なエネルギー回生戦略や2026年マシンに付随するさまざまな要素のチューニングを始めることにある」

「現時点では、その観点から言えば予定通りだろう。もちろん、本当にやりたいことのリストは尽きることがないがね」

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