ハミルトン、アブダビGP予選でフェルスタッペンに敗れる「今日の彼には敵わなかった」
F1最終戦アブダビGPの予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンはライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にポールポジションを奪われ、2番グリッドに甘んじたが、決勝に向けて巻き返しを誓った。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1最終戦アブダビGPの予選を2番手で終えた。
ハミルトンはフリー走行から好調で、アタックラップも抜きん出ており、ポールポジションの最有力候補と見られていた。しかし実際にポールポジションを獲得したのは、ハミルトンにとってはタイトル争い最大のライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。ハミルトンはフェルスタッペンに、0.371秒もの大差をつけられたのだ。
「マックスは今日、素晴らしい1周を走った。僕らはただ、最終的にはあのタイムには太刀打ちできなかったということだ」
ハミルトンは予選後のインタビューでそう語った。
「僕らは、フリー走行を通じて力強いように見えた。でも、予選にそれを繋げることができなかった。そして彼のアタックは素晴らしいモノだったんだ」
「それでも、僕らは良いポジションにいる。僕らが履くタイヤも踏まえ、明日に向けて考えたいと思う。そして、良いレースができることを願っている」
ハミルトンは、自身の予選アタックは完璧に近いモノではあり、これ以上速く走ることはできなかったはずだと語った。
「最初のアタックは、ターン5で少しタイムを失ってしまった。2回目のアタックは素晴らしく、クリーンな1周だった。あれ以上速く走ることはできない。だから、タイヤの準備なのか、それともアウトラップが上手くいかなかったのか……何が原因なのかは分からない」
そうハミルトンは言う。
「それでも、今日彼が出したタイムを打ち負かすことはできなかった。今日の彼は、完全にポールポジションに値する走りだったよ」
なおハミルトンは予選Q2をミディアムタイヤで通過したため、このミディアムタイヤを履いて決勝レースをスタートすることになる。一方でフェルスタッペンはソフトタイヤを履いてのスタートが決まっている。このタイヤの差が、決勝での戦い方にどんな影響を及ぼすことになるのだろうか?
「それでも僕はフロントロウにいる。確かにタイヤの違いはあるけど、彼がどこにいるのか見えるのは、ありがたいね!」
「そしてそこから何ができるのかを試してみるつもりだし、先頭に向けて導いていきたいと思う」
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