ハミルトン、通算100回目のPP獲得直前に”セットアップ変更”の賭け「ちょっと不安だった」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、自身通算100回目のポールポジションを獲得したスペインGPの予選前に、セットアップの面で「ちょっとした賭け」をしていたと明かした。

ハミルトン、通算100回目のPP獲得直前に”セットアップ変更”の賭け「ちょっと不安だった」

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1スペインGPの予選でポールポジションを獲得。これで自身通算100目のポールポジションを獲得することになったが、予選前にセットアップの面で「ちょっとした賭け」をしたと、ハミルトン本人が明かす。

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 ハミルトンはスペインGPの予選Q3で、レッドブルのマックス・フェルスタッぺンを0.036秒退けてポールポジションを獲得。これがハミルトンにとって前人未到、史上初めての100回目のポールポジション獲得ということになった。

 しかしハミルトンは、フリー走行3回目から予選までの間に、自身が求めたマシンのセットアップ変更を施したことによって、ポールポジションを手にできないのではないか……と恐れていたという。

「FP3は本当に良い感じに見えた。今週末を通じて、僕らにはずっと力があったと思う」

 ハミルトンはそう語った。

「僕はいくつかの変更を加えた。そして予選に向けて行なった変更について、少し不安に思っていたんだ。僕らはいつも、マシンをより良くしようと考えている。でも、それは少し賭けだった。レースのことも考えておかなきゃいけないからね」

「それで僕らは、変更を加えた。でもコースに出てすぐに、『これは間違ったモノだ』と感じたんだ」

「結局、それは僕の決断だった。でも本当に大変だった。だから予選の間、僕はずっと遅れていたんだ。そしてペースを上げるために、色々なところで小さな調整を行なっていた」

「でも(Q3の)1周目は、セッション全体を見ても最高の1周だった。素晴らしかったよ。次のアタックでさらに縮めようとしたけど、そうすることはできなかった」

 ハミルトン曰く、予選前に行なったセットアップ変更によって、マシンはアンダーステア傾向になってしまったという。

「(その変更によって)僕が望んだようにコーナーを曲がることはできなかった」

 そうハミルトンは語った。

「だから僕は、待って、待って、待たなければいけなかった」

「僕はできる範囲での小さな調整を試してみた。回頭性を高めるためにできる変更の範囲内でね」

 しかし最大のライバルであるフェルスタッペンも、予選Q3最後のアタックでタイムを更新することができず、ハミルトンがポールポジション。その結果、ハミルトンは史上初めて100回目のポールポジションを獲得したドライバーになった。

「100回目だなんて、信じられないよ」

 ハミルトンはそう語った。

「ファクトリーにいる全ての人たちが、絶えず基準を上げ、そして決して諦めない……これが、僕を支えてくれている。そのおかげだ」

「彼らと一緒に仕事をすることは、僕にとって夢のようであり、僕らがこれまでに辿ってきた旅路は、計り知れないものだ」

「僕らが共に働くことになった2012年の終わりに、予選で100回もポールポジションを獲得できるようになるなんて、誰が考えただろうか?」

「控えめに言って、とても感謝している。そして、とても興奮している。最初の1回と同じようにね」

 

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