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現状”5番手”でも、アルピーヌのパフォーマンスには満足できない! オコン「他のチームにできて、僕らにできないわけがない」

アルピーヌのエステバン・オコンは、現在のマシンのパフォーマンスには到底「満足できない」と語った。

Esteban Ocon, Alpine A523

写真:: Alpine

 先日行なわれたF1サウジアラビアGPで、アルピーヌはエステバン・オコンが8位、ピエール・ガスリーが9位に入り、ダブル入賞を果たした。しかしオコンは、アルピーヌのマシンの現在のパフォーマンスには満足できていないと語る。

 今シーズンのF1は、アストンマーチンが一躍トップチーム入りを果たした。そのため、トップグループは4チーム8台、つまり中団グループの最上位は、上位勢が完走してしまえば9位ということになる。

 サウジアラビアGPではアストンマーチンのランス・ストロールがリタイアしたことで、アルピーヌは8位と9位を手にした。週末を通じても、彼らが5番目に速いマシンであることは間違いなかった。

 しかしオコンは、現在のパフォーマンスには到底満足しておらず、チームは前に進むために懸命に努力していると語った。

「いや、僕らは現時点の立ち位置に満足することはできない」

「他のチームより、大幅に改善したチームがいくつかあるんだからね」

「そのことは、僕らにだってそういうことは可能だということを示している。だから戦い続けなければいけないんだ。掘り下げて、考え続けていかなければいけない。チームの内部は、そういう雰囲気ではある。でも、今回の結果に満足することはできない」

 オコンにとって開幕戦バーレーンGPは、悪夢のような決勝レースだった。ペナルティを受け、そのペナルティを消化した際にまたペナルティを受ける……その繰り返しだった。その最悪の開幕戦を考えれば、サウジアラビアGPでの入賞で安堵することができたという。

「ようやくシーズンをスタートできた。嬉しいよ。そう言っておこうね」

 そうオコンは語った。

「僕らは予選で可能な限り最高な結果を残し、レースでもできる限りの結果を手にした。でも、前のクルマを捕捉することはできなかった」

「ある時点では、フェラーリを抑えることができるかもしれないと思った。でも、実際には彼らは速すぎて、第2スティントの中間地点で引き離されることになってしまった」

「だからペースをコントロールして、マシンを確実にゴールさせようとした。全体的に力強い週末だったけど、前のマシンに近づくためには、もう少しばかりパフォーマンスが必要だった。それが、僕らの今回の状態だったんだ。僕らは必要なことを、十分に理解できているといいね。そして次のレースでは、力強くなって戻ってくる」

 オコンは週末の間、マシンを快適にドライブすることができずにいたという。だが予選までの間にセッティングを変更したことで、それを解消できたようだ。

「最初から良いフィーリングじゃなかったんだ」

 そうオコンは語った。

「特にFP3では、マシンは自分が望んでいたようには感じられなかった。リヤはルーズだった。全てをまとめ上げるのはとても難しかったから、予選までの間に方向性を変更したんだ」

「それができたのは、チームの仕事のおかげだ。僕らは自分たちが望むようなマシンを手に入れ、自信を持ってドライブできるように戦わなければいけなかった。そこで自信を手にできなければ、どこにもいけない」

 オコンのチームメイトであるガスリーも、サウジアラビアGPではもっと大きな期待を抱いていたと語った。

「期待していなかったと言ったら嘘になるね」

 そうガスリーは言う。

「個人的には、もう少しペースがあって、前の戦いに加わることができるんじゃないかと思っていたんだ」

「でも残念なことに、僕らは8位と9位でレースを終えた。それが、僕らがまさに今いる場所なんだ。フェラーリからは10秒遅れていたと思う」

「メルセデスは、思っていたよりも間違いなく速かった。それが、今の僕らの立ち位置だ。何を改善できるのか、分析する必要があると思うね」

 そんなガスリーだが、マシンのフィーリングには当初満足していたようだ。しかしながら予選以降は苦戦。オコンとは対照的である。

「ポジティブなことで言えば、今回はこのチームでの2回目のレースだし、2回目のポイント獲得となった。週末を通してみれば、少し安定していたと思う」

「でも、まだ取り組まなきゃいけないことがある。土曜日の午前中(FP3)のフィーリングは良かったけど、予選では少し厳しくなった。レースでは、同じことで少し苦労することになった」

「だから全てを見直さなきゃいけない。ただまだ2戦目にすぎない。全てを構築し、学習し、できるだけ早く色々なことをまとめ上げることが重要なんだ」

「どこを改善する必要があるかということについては、ある程度アイデアもある。そのために何をするのか、なぜそうなるのか……そういうことに対する力強い結論を出すのは、まだ時期尚早かもしれないけどね。でも基本的な部分では、何を改善すべきなのかはわかっている」

 
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