F1 オーストリアGP

トラックリミットの餌食となりQ2敗退のペレス「システムが間違っている」と不満も、ホーナー代表は「あんなに飛ばす必要はなかった」

セルジオ・ペレスは、F1オーストリアGPの予選でトラックリミット違反をとられてQ2敗退となったが、彼はトラックリミットのシステムが間違っていると考えている。

Jonathan Noble

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編集: 2023/07/01 12:39

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Sergio Perez, Red Bull Racing RB19

 セッションを通じて実に47回ものトラックリミット違反が確認されたF1オーストリアGPの予選。その最大の餌食になったとも言えるのが、レッドブルのセルジオ・ペレスだ。

 今回の予選で3度もタイムを抹消されたペレス。Q2には駒を進めたものの、そのQ2では結局1度もコース内にマシンを留めることができず、Q3進出を逃す格好となった。

 ペレスは最初の2回の違反こそ明らかにラインを出てしまったものの、最後のアタックは最終コーナーでアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)に妨害された影響を受けて走路を外れてしまったと考えており、これに関してはシステムが不公平だと不満を漏らした。

「僕自身がコントロールできることはたくさんある。でも不運なことに、今回は良いラップを刻んでいたのに突然ブロックされて、それでペナルティを受けてしまった」

 ペレスはそう語る。

「システムが間違っていると思う。良いシステムではないおかげで、こう言ったことが起こることが考慮されていないのはもどかしい」

 ペレスとしても、Q2最終アタックに全てがかかっていることは自覚していたが、最終セクションでアルボンに引っかかるまでは全てがコントロールできていたという。

「良いラップを刻んでいた」

「でも最終ラップで突然、アルボンと遭遇した。僕は止まれなかったからそのまま走ったけど、普通に(トラフィックなしで)走るのと比べればそこでコンマ1秒かそれ以上は失ったと思う。でもスチュワードは僕がブロックされたとは考えなかった」

 ただ、Q2敗退の原因はトラフィックだと主張するペレスに対し、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、Q3進出に向けてもう後がなかったペレスはもっとリスクを減らすような走りをすべきだったと考えている。

 ホーナーはSkyに対し、「それは明らかだった」と話す。

「悔しいのは、彼なら(Q3進出が)できたということだ。彼は最後のラップで1分04秒9を記録したが、これはマックス(フェルスタッペン)と比べても100分の3秒の差だった。彼はコンマ4秒遅く走ってもQ3に残れていたんだ」

「だからQ2に関しては、そんなタイムを出す必要はなかった。そこが悔やまれる点で、今日彼は(Q3進出が)できるはずだったんだ」

 ペレスが言うようにトラフィックの影響があったと考えるか尋ねられたホーナーは、次のように答えた。

「もちろん、前にマシンがいたのは良いことではなかっただろう。しかしそれならもう少しマージンを持たせることができた。彼は悔しがっているが、気持ちを切り替えて明日はハードに走るだろう」

「ただやはり気分の良いものではない。なぜなら、我々はそこ(Q3)まで行けていたと思うからだ」

 

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