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「表彰台に戻って良い気分」“もっと期待されていた”クアルタラロ、復活3勝目に喜び

ファビオ・クアルタラロはMotoGPカタルニアGPで今季3勝目を挙げたが、レースに先駆けてマルク・マルケスが「もっと期待していた」とコメントしていたことは何の影響も無かったと語った。

Race winner Fabio Quartararo, Petronas Yamaha SRT

 MotoGP第9戦カタルニアGPの決勝レースは、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が独走。復活の狼煙とも見える今季3勝目を挙げ、ポイントリーダーに浮上した。

 クアルタラロはヘレス連戦で2勝を収め、タイトル争いの最有力候補になったと目された。しかしその後、表彰台争いから遠ざかることになり、苦戦が続いた。しかし第8戦エミリア・ロマーニャGPでようやく復調の兆しが見え、今回のカタルニアGPへと挑んでいたのだ。

 現在は負傷によって欠場が続いているマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、クアルタラロについて「もっと好結果を出してくると期待していた」と語る。それだけ彼に対する周囲の期待が高かった証拠でもある。

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 そしてカタルニアGPでの久しぶりの勝利……マルケスのコメントでクアルタラロは奮起したのだろうか? そう訊かれたクアルタラロは次のように語った。

「木曜日にマルクと話したけど、それはない」と、クアルタラロは言う。

「彼がそうしたコメントをしていなかったとしても、僕は寸分違わず同じことをした。でも彼が言っていたことも事実なんだ。だって僕としても、自分はもうちょっと上手くやれると期待していたんだからね」

「だから彼は正しいと思うし、あのコメントについては他には何もないよ。表彰台に戻ってこれて良い気分だ」

 決勝レースでクアルタラロは、序盤にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とチームメイトのフランコ・モルビデリをかわしてトップに浮上。モルビデリとは何周かにわたって接戦を繰り広げたが、クアルタラロはこの時のペースが速すぎたため、タイヤを消耗させてしまったと考えており、レース終盤の失速に繋がったと語った。

 クアルタラロは3.5秒という大きなギャップを築いていたが、最終盤になるとペースがガクリと低下。中盤まで1分40秒台で走行を重ねていたが、ラスト2周では1分43秒台にまで落ち込むことになった。

 結果、後方から怒涛の追い上げを見せたジョアン・ミル(スズキ)には、フィニッシュ時点で0.9秒差にまで迫られることになった。

「正直、難しいレースだった」と、クアルタラロは振り返った。

「素晴らしいスタートをきれたけど、4番手に留まった。ジャック(ミラー)がミスをしたときは、追い抜くための適切な瞬間だったと分かったよ」

「それから僕がリードしているときは、フランコが5〜6周は後ろに張り付いていた。僕らのペースは本当に速かった。でもタイヤを最後までキープするには、速すぎたと思う」

「結局、僕は終盤に3秒も遅くなった。それは僕がコントロールしていたわけじゃないんだ。限界までプッシュしていたよ。でも残念ながら後ろのふたり(ミル、アレックス・リンス)は終盤、僕よりもかなり速かったから、理解するのは困難だった」

「それでもレース序盤をベストな状態にもっていくのが、本当に重要だったと思っている」

「今日の仕事は満足できるものだよ。5戦を苦戦してきて、その間に多くのことを学んできたからね」

 

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