SFテスト2日目、下位に沈んだKONDO RACING。3台が同じ課題に直面?「これが現状。みんなでどう解決するかにかかっている」と笹原
スーパーフォーミュラ合同テストの2日目で苦戦したKONDO RACING。笹原右京は、チームメイトも含めて共通の課題を抱えていると明かした。
Ukyo Sasahara, REALIZE KONDO RACING
写真:: Masahide Kamio
鈴鹿サーキットで行なわれていたスーパーフォーミュラ合同テストは、2日間の日程を終了。各々がそこで出た課題を整理し、4月の開幕ラウンドに向けて準備を進めていくことになるが、テストで下位に沈んだREALIZE KONDO RACINGの笹原右京は、チーム全体で明確な課題に取り組んでいく必要があると語った。
今季はウイリアムズF1育成のルーク・ブラウニング、そして2年ぶりのシリーズ復帰となる笹原右京を起用し、エンジニアリング体制も含めてフレッシュな布陣で臨むKONDO RACING。雨となったテスト初日には、ブラウニングが午前4番手、午後5番手と活きの良い走りを見せていたが、ドライの2日目は一転して苦戦することになった。
2日目の総合タイムは、ブラウニングが18番手、笹原が19番手、そしてKONDO RACING(エムケイカンパニー)とBuzz Racingのジョイントチーム、Buzz MK RACINGのロマン・スタネックが20番手と、揃って下位に沈んでしまった。
「リザルトを見てもらうと分かるように、3台とも綺麗にこの位置なので。これが現状かなと思います」
そう語るのは笹原。自分に限らず、ブラウニングもスタネックも同じ現状に悩まされているのだという。
苦戦しているチームにありがちな、セットアップを変更した分のフィーリング変化……いわゆる“感度”が出ない状況なのか? そう尋ねると、笹原は次のように説明する。
「感度はありますが、方向として正しいかと言われたら……僕的にはどう考えてもおかしな現象じゃないかと思うことも起こっています」
「それはルークもそうです。(3台で)情報交換を密にやっているのですが、基本みんな同じことを言っていて、同じ現象が起きています。3台でドライバーもエンジニアもドライビングスタイルも違う中で、最終的に同じ方向に行ってしまっているというのは、ちょっと解せないところがあります」
Luke Browning, REALIZE KONDO RACING
写真: Masahide Kamio
「新しい体制なので、エンジニアさん、メカニックさん、チーム全体でコミュニケーションをしっかりして、色々なものを洗い出しするのが今回の目的でした。タイムや結果を見ると嬉しさはないのですが、そういうところもある程度覚悟して来ているつもりなので、もてぎ(開幕戦に向けて)みんなでどうするかという点にシフトしています」
雨の初日に好調だったブラウニングは、同日午後のセッション中に130Rで大クラッシュを喫した。チームがマシンを修復した中で臨んだ2日目だっただけに、タイムの出なかったブラウニングは2日目午前を終えてのメディア対応で「クラッシュ以降引きずってしまっている可能性のある問題について調べているところ」とコメントしていた。しかし笹原のコメントを聞く限り、クラッシュ起因の問題ではなく、ドライコンディションになったことで問題が顕在化したという可能性もありそうだ。
チームメイトのテストプログラムも把握している笹原は、ブラウニングが雨の中で出していたタイムについて「こうやればこのくらいのタイムが出るだろう」という印象を持っていたという。ただ大局を見た時にこの方向性で本当に正しいのかという疑問を持っていたとして、ドライの2日目で調子が上がらなくなったことは笹原的に予想の範疇だったとのことだ。
「逆に言えば課題は明確なので、開幕戦に向けてチームとしてみんなでどうやって解決していくかにかかっていると思います」と笹原。年末のテストからアクシデントが続き受難も多いKONDO RACINGだが、開幕に向けて状況を好転させることはできるだろうか。
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