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グレシーニ代表、新型コロナウイルスで入院。一時は昏睡状態に置かれるも改善の兆し

グレシーニ・レーシングを率いるファウスト・グレシーニは、新型コロナウイルスの影響により入院。一時昏睡状態となっていたが、改善の兆しを見せているようだ。

Fausto Gresini, Team Manager Gresini Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦するグレシーニ・レーシングを率いるファウスト・グレシーニは、新型コロナウイルスの影響で入院。一時は医療的な処置により昏睡状態に置かれたものの、改善の兆しが見られるという。

 クリスマス直前に新型コロナウイルスの陽性反応を示したグレシーニは、12月27日にイモラの病院に入院した。その後、彼は容態が悪化。ボローニャの病院にある新型コロナウイルスの専門病棟に移された。

 グレシーニの医療チームは、血中酸素飽和度のレベルが低くなったことから、グレシーニが昏睡状態に置かれたことを認めた。

 1月1日(金)の夜に発表された声明によると、グレシーニの状態は医師がゆっくりと覚醒プロセスを進める程度には改善しているという。

「血中酸素飽和度が非常に低い状態で病院(ドクター・チローニの集中治療部門)に到着した後、グレシーニ・レーシングのチーム代表は薬理学的な昏睡状態に誘導され、臓器への酸素供給を助けるために気管内挿管を受けた」

「この数時間、彼の全体的な状態は安定し、改善していることを考慮して、医師はゆっくりとした覚醒プロセスを開始することを決定した。今後、さらなる情報がもたらされる」

 グレシーニ・レーシングは2021年もアプリリアのファクトリーチームとしてMotoGPにエントリーする。しかし2020年の12月、2022年からはアプリリア以外のメーカーのサテライト・チームとなることを発表した。グレシーニ・レーシングがサテライトチームとなるのは、ホンダのマシンを使っていた2014年以来となる。

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