【新世代F1、注目しておくべき7つのこと:3】レッドブル-フォードのPUはベンチマークではないものの、予想以上に好調
テストで意外だったのは、今季がデビューシーズンとなるレッドブルの自社製パワーユニットが、しっかりと高いパフォーマンスを発揮していることだ。
Max Verstappen, Red Bull Racing
写真:: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
マクラーレンF1のアンドレア・ステラ代表は、メルセデスとフェラーリが一歩リードしており、その後ろにはマクラーレンとレッドブルが続くという勢力図でF1開幕を迎えると考えている。そしてマクラーレンとレッドブルの差は非常に小さいという。事実、テスト後半2日目に行なわれたロングランでは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がマックス・フェルスタッペンのペースを僅かに上回るというモノであった。
注目すべきは、メルセデスPUを使う全てのカスタマーチームが、メルセデスのワークスチームと同じマッピングで走っていたわけではないということは注目すべき点だ。つまりマクラーレンなどにとっては、その点ではまだ課題が残っているのかもしれない。
しかしこのことは、レッドブルが自社傘下”レッドブル・フォード・パワートレインズ(RBPT)”製のPUで築き上げた好印象を損なうものではない。
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、RBPTのPU”DM01”をベンチマーク……つまり最も出来の良いPUだと評価した。しかしそれは、政治的な意味合いが強いだろう。レッドブルのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェは、レッドブルがエネルギーマネジメントのある特定の領域について、ライバルよりも早く習得したと説明したもの、今やライバルもその部分で追いついてきていると証言している。
RBPTのパワーユニットは、現時点での絶対的なベンチマークというわけではないだろう。しかしここまでの進捗は実に印象的だ。エナジードリンクメーカーが初めて作ったPUは、これまでのところ非常に信頼性が高く、競争力もあるように見える。
レッドブルのローレン・メキーズ代表はテスト最終日、そのこと自体が新規参入メーカーとしては既に大きな成果だと語ったが、まさにその通りであると言える。
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