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【新世代F1、注目しておくべき7つのこと:5】新レギュレーションには、興味深い技術的解決策の余地がある

2026年のF1マシンは、意外と開発の自由度が高そうだ。

Nico Hulkenberg, Audi F1 Team

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写真:: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images

 各チームのテクニカルディレクターが、F1のレギュレーションの変更を前に懸念することのひとつは、新しいレギュレーションが厳しすぎるということだ。今回も当然のことながら、多くのデザイナーが懸念を示していた。

 しかし実際には、この新しいレギュレーションは、独創的なデザインを生み出すのに、十分な余地があるようだ。

 特に独創的なのはエイドリアン・ニューウェイが開発を率いた、アストンマーティンのAMR26である。リヤウイングのステーにアームが接続されたリヤサスペンション、ウイッシュボーンの取り付け部がかなり後方に移されたフロントサスペンション、極端に薄く小さなサイドポンツーンとエンジンカウル……他チームのマシンとは一線を画す。

 またバーレーンのテストでは、いくつかの興味深い解決策のいくつかが浮かび上がった。

 アウディは、サイドポンツーンのデザインを変更。それまでは数年前のマシンのような、実にオーソドックスなデザインのサイドポンツーンを備えていたが、バーレーンでは小さく、そして前端の開口部が縦長に開いた、独特の形状になった。

 またフェラーリは、リヤウイングのアクティブエアロで可動するフラップの動きを、”開く”ではなく”回転させる”形式とした。つまりアクティブエアロを起動すると、フラップが”くるりんパ”と反転するのだ。チームのフレデリック・バスール代表は、メルボルンでの開幕戦で実戦投入するかどうかは分析が必要だと明かしたが、FIAはこのフラップに関して合法であり、使うことは可能だと確認している。

 そういった独創的なレギュレーションの解釈は、2026年シーズンでも可能であるということは朗報だ。F1は技術革新の場であるということは当然だが、それに加えてチームの絶え間ない開発の競争を表現するモノでもある。

 しかもこのレギュレーションはまだ施行されたばかりの段階……というよりも、まだ一度も実戦を戦っていないのだ。ライバルを出し抜くため、今後は各チームが新パーツを導入し、その動きは容赦なく続いていくだろう。

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