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ハミルトン、フェラーリが見せた”驚きの速さ”を歓迎も、マシンに手応えアリ「まだやるべきことがある」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1モナコGP初日のフリー走行でフェラーリが速さを見せたことに驚きつつも、競争が激しくなることを歓迎しているようだ。

Lewis Hamilton, Mercedes W12, Carlos Sainz Jr., Ferrari SF21

 F1第5戦モナコGPの初日、印象的な速さを見せたのは、今季これまで激しいトップ争いを繰り広げてきたメルセデスでもレッドブルでもなく、フェラーリだった。FP1ではシャルル・ルクレールのマシンにギヤボックストラブルが発生したものの、カルロス・サインツJr.が2番手タイムをマーク。さらに、FP2ではルクレールがトップタイムをマークし、サインツJr.とワンツーで初日を締めくくったのだ。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、彼らに次いで3番手。ルクレールのトップタイムからは0.390秒遅れた。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはハミルトンと0.007秒差の4番手だった。

 シーズン序盤はメルセデスとレッドブルが圧倒的な強さを見せ、他チームは優勝争いに手が届かないと思われていただけに、この驚きの結果だったと言えるだろう。

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 ハミルトンも、この結果には驚きを感じたようだ。コロナ禍の影響で2年ぶりの開催となったモナコGPの初日を終え、ハミルトンは明るい表情を見せていたが、フェラーリの印象的なパフォーマンスにより、競争が激しくなると語った。

「このコースに戻ってくることができたのは、とてもクールなことだと思う。走る機会があるたびに、このコースとその速さに魅了される。だから今日はとても楽しかった」

「フェラーリは本当に強いと思う。彼らがこれほどまでに改善したことは驚きだけど、素晴らしいことだ。競争がより激しくなるということだからね」

 フェラーリのペースは”本物”だと思うかと訊かれると、ハミルトンは「僕たちが見ているものは、あなたたちと変わらないよ。僕は自分の仕事に集中している。そう(本物だと)見えるけど、どうなるだろうね」と答えた。

 フェラーリがF1でワンツーとなったのは、2019年ブラジルGPのFP2でセバスチャン・ベッテルがトップとなり、ルクレールが2番手に続いて以来だ。昨シーズンは大苦戦し、この40年で最悪となるコンストラクターズランキング6位に沈んだフェラーリだが、モナコGPで再び優勝争いに加わることができるか注目だ。

 とはいえ、ハミルトンにとってタイトル争い最大のライバルはフェルスタッペンだ。現在ポイントリーダーのハミルトンは、フェルスタッペンに対して14ポイントリードしているが、モナコGPでの自身4勝目を目指し、リードをさらに拡大しようとしている。

 初日のフリー走行を終え、ハミルトンはマシンのパフォーマンスに概ね満足しているものの、まだやるべきことがあると感じているようだ。

「クルマはいい感じだと思う。僕たちはクルマのバランスという点で、いくつか良いステップを踏めた」

「全体的にはとても満足している。今日の分析をもとに、今晩いくつか変更を加えようと思う。予選は接戦になるだろうね」

 ハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスは、低速コーナーでのターンインに苦戦しているようで、FP2を5番手で終えている。

「このコースでは、クルマのフロントエンド(のグリップ)がかなり不足している」と、ボッタスは語った。

「僕たちは他のコースの中速コーナーで同じような問題を経験したことがある。でも低速コーナーでフロントのフィーリングが合わないと、簡単にかなりのタイムを失ってしまうんだ」

「また、クルマがかなり固くなっているように感じる。コーナーにあるバンプやキャンバーが気になって仕方ないので、何かできないかちょっと調べてみよう」

 
 

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