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激戦の中団争い。アルファタウリはトップ10圏外も、クビアト「あとコンマ数秒を見つけたい」

F1最終戦アブダビGP、アルファタウリ・ホンダの2台は初日をトップ10圏外で終えた。ダニール・クビアトとピエール・ガスリーは、もう少し速さを上積みしたいと語った。

Daniil Kvyat, AlphaTauri AT01

Glenn Dunbar / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダの2台は、F1アブダビGPの初日FP1は揃ってトップ10圏内に入ったものの、夜の帳も落ちるFP2では揃ってトップ10圏外となった。

 そんな中でもダニール・クビアトは、2セッション連続でチームメイトのタイムを上回ってみせた。

「今日はなんとかマシンについて学ぶために、かなりの周回を重ねた。でも、全てがうまくいったとは思えなかったから、今晩宿題をこなし、明日に向けて何ができるのかを理解する必要がある」

 クビアトはチームのプレスリリースにそう語った。

「FP1とFP2のコンディションはかなり異なっている。いつものように、2回目のフリー走行は予選とレースに近いコンディションだから、明日を正しい形で戦うために、今夜コンマ数秒みつけることができればいいね」

 一方、チームメイトのピエール・ガスリーは、クビアトに順位の上では遅れをとったものの、差は僅かであると語る。

「今日の差を見ると今週末はすごく接戦で、6つもしくは7つのポジションが、0.1秒で変わってくると思う。中団グループの戦いは非常に激しいから、予選とレースはとてもエキサイティングなモノになるだろう」

 ガスリーもそうプレスリリースにコメントを寄せた。

「全体的に、マシンにはかなり満足している。セッションの最後に、ソフトタイヤでの走行を行ない、僕らのペースを示した。集団の中で正しいことをやっていると思うから、明日に向けた自信が持てる」

「まだ解決しなければいけないことがいくつかある。今夜はそのコンマ数秒を見つけて、中団グループの後ろではなく、前の方に確実にいられるようにしたいと思っている」

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