アレックス・リンス、ホンダと契約しLCR加入が正式発表。2024年までの2年契約
ホンダは、アレックス・リンスが2023年から2年契約でLCRホンダに加入することを発表した。
MotoGPに参戦するLCRホンダは7月19日、2023年からアレックス・リンスがライダーとして加入すると発表した。
リンスはMotoGPクラス昇格以来スズキ一筋でレースへ挑んできたが、2022年限りでのスズキのMotoGP撤退が決まったことで、来年以降のシートを探す必要に迫られていた。
彼の移籍先候補としては、KTMやアプリリアのサテライトチームとなるRNFらが挙げられつつも、途中からLCRホンダが本命となる可能性が濃厚となっていたが、今回ついに発表された。
そしてリンスはホンダ(HRC)と直接契約を結び、LCRへ加入。契約期間は2023年から2年間となっている。19日にはLCRを含めた3者の契約がまとまったことで、発表の運びとなった。
LCRチーム代表のルーチョ・チェッキネロはリンス加入に際し次のようにコメントを寄せた。
「アレックス・リンスが2023年からLCRホンダ・カストロールへ加入することを発表でき、嬉しく思う。我々3者が契約を締結し、やっと発表を行うことができた。リンスは経験豊富で速いライダーであり、表彰台を獲得できるライダーだ」
「豊富な経験に加え、リンスのエンジニアに対する的確な指示を与える能力があると聞き及んでおり、より多くの表彰台を狙うため、我々のパッケージを改善するために役に立ってくれることは間違いないだろう」
そしてスズキからの乗り換えとなるリンスは次のようにコメントを寄せた。
「LCRホンダと契約できて非常に嬉しく思う。チームとバイクを変えることは、容易ではないけれど、100%の力を出して、今までMotoGPで培ってきた実力を発揮しようと思う」
「チェッキネロCEOとホンダ、HRCの信頼があったからこそ、このチームと2023〜2024年を戦おうと決心できた。このチャンスをもらえたことに感謝している」
なおLCRホンダのもう一席には現在、日本人ライダーの中上貴晶が座っているが、彼が契約延長となるかはまだ判明しておらず、Moto2クラス参戦中の小椋藍が昇格するという見方もある。
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