Q2敗退のリカルド、2番手ノリスとの差にハテナ「結果を見なければ、良い一日だったんだけど……」
マクラーレンのダニエル・リカルドは、F1オーストリアGP予選でQ2敗退となりフラストレーションを溜めているものの、ドライビングの面では前進していると主張している。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
マクラーレンのダニエル・リカルドは、F1第9戦オーストリアGP予選で13番手。チームメイトのランド・ノリスがQ3に進出し、惜しくもポールポジションを逃しての2番手となっただけに、本人としても満足できる結果ではないものの、ドライビングの面では前進しているとリカルドは語った。
リカルドはノリスとのパフォーマンス差に戸惑いながらも、自身のパフォーマンスがマシンの進歩を示す指標にはならないと考えている。
「今は、問題が繰り返し起こっているとは言えない」と、リカルドは語った。
「先週に比べていくつかの分野で進歩したと感じている。結果を見なければ、より良い週末になったと言えるだろう。だが残念ながら、ストップウォッチには反映されていない」
「先週とは明らかに違っていて、実際にいくつかの良いステップを踏めたと思うんだ。しかし、残念ながらラップタイムは同じ結果になってしまった。つまり相対的には、まだやるべきことがあるということだ。それが現状だ」
リカルドはドライビングスタイルをマクラーレンのマシンに適応させるために懸命に努力している。チーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、マシンから最大限の力を引き出すためには特別なアプローチが必要だと語っていた。
リカルドは、まだまだマシンのペースを引き出すことができると確信しており、チームと協力して自分がどこで負けているのかを探っていくと話した。
「これからも努力を続けていくつもりだが、今は確かにクルマの中でより快適に過ごせるようになっている」
「2戦目や3戦目のように、クルマに乗る時間が増えるだけで自然に得られるようなモノがある感じではないんだ」
「特に今回は3連戦の3戦目だし、クルマの中で十分な時間を過ごして、安定した走りができるようになったと感じている」
「確かにまだあちこちで小さなミスがあるかもしれないが、順位を見なければ、頭の中では良い一日、堅実な一日を過ごして、あらゆるものに慣れたと思っていただろう」
「まだ何かが足りないのは明らかで、そのためにはもう少し深く掘り下げなければならないと思う」
「でも不思議なことに、マシンのフィーリングはとても良い。だからどこでラップタイムを稼げるか探し続けるんだ。言うまでもないけど、コンマ1秒の差じゃない。まだ大きなマージンがあるんだ。そのためには、もう少し分析する必要がある」
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