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ヒュルケンベルグ、体調不良のストロールに代わりアイフェルGP出走へ。予選から参加

ニコ・ヒュルケンベルグは、体調不良によりFP3を欠場していたランス・ストロールに代わり、予選からレーシングポイントのマシンに乗り込むこととなった。

Lance Stroll, Racing Point and Nico Hulkenberg, Racing Point speak to the media

Lance Stroll, Racing Point and Nico Hulkenberg, Racing Point speak to the media

Glenn Dunbar / Motorsport Images

 ニュルブルクリンクで行なわれているF1アイフェルGP。レーシングポイントは、その予選からニコ・ヒュルケンベルグをランス・ストロールの代役として起用することを発表した。

 土曜午前に行なわれたフリー走行3回目、レーシングポイントのレギュラードライバーであるストロールは、体調が万全でないことを理由に、セッションへの参加を取りやめ。予選以降のセッションへの出場可否は、FP3後に判断するとしていた。

 それと時を同じくしてサーキット入りしていたのが、ヒュルケンベルグだ。彼は元々テレビの仕事のために現地入りする予定となっていたが、急遽ドライバーとしてレースウィークエンドを迎えることとなった。

 ヒュルケンベルグは今朝、パドック入りするために新型コロナウイルスの検査を受けた。そして陰性と診断されたヒュルケンベルグはレーシングポイントのスタッフと共にニュルブルクリンクのパドックに入り、チームのホスピタリティへと入っていった。その後、レーシングスーツに身を包み、チームのガレージへと入っていく姿が目撃されていた。

 ヒュルケンベルグは今季、レーシングポイントの“スーパーサブ”として大車輪の活躍を見せている。イギリス・シルバーストンでの2連戦の際には、新型コロナウイルス陽性と診断されたセルジオ・ペレスに代わって、レーシングポイントRP20をドライブ。イギリスGP決勝はマシントラブルのために出走できなかったが、F1 70周年記念では予選3番手、決勝7位という十分すぎるパフォーマンスを披露した。

 また、ヒュルケンベルグは2013年を最後にF1が開催されていなかったニュルブルクリンクでF1レースを走った経験がある数少ないドライバーでもある。

 

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